Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

2017 読了本:65冊





総評

「2017年は全然本を読まなかった…」と反省していたら、数にしてみると意外と多かったです。反省やめました。

 2016年   2017年 
 映画  77作品 22作品
 本  22冊 65冊

比較すると、ちょうど鑑賞した映画の本数と真逆になっているイメージ。まあ、読了本は絵本が多いんですけどね(´-ω-`)

毎回言ってますが、読みかけが多くて「読了してない本」だらけなんですよね。積本とも言う。
でも、最早それもあまり気にしていない。だって、大事なところはちゃんと読んでるし。笑



読書管理

相変わらず『ビブリア』というアプリで管理してます。


本棚のように表紙を並べて表示できるし、文字数制限もなく、オフラインなので、自分の好きにメモしたり感想を書いたり出来ます。

私は本の中に気に入った文章を見つけると、『Clip OCR』というアプリで撮影→文字起こしして、『ビブリア』のメモに残すことが多いです。便利(^ω^三^ω^)

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2017年のオススメ本

小説:遠藤周作『沈黙』

これは文句なしに面白かった。怖かったけど。
信仰について考えさせられたし、かなり強い影響を受けた。
そういえば、映画化前にと思って読んだのに、映画観るの忘れてた。今気がつきました。

小説:寺山修司『あゝ、荒野』

これも面白かった。映画はまだ観てない。
寺山修司の本を、こんなに夢中になって読めるとは思わなくてびっくりした。笑

画集:アーブル美術館『大贋作展』

国立新美術館のショップで出会った本。
アーブル美術館はお母さんが館長で、彼女の子供たちが製作。
素晴らしい贋作だった。ダンボールとかに描いてるんだけど、どれも味がある。
癒されるし、楽しいし、可愛いし、創作意欲を刺激される。
絶対見るべき。
プレゼントにもおすすめ。解説は会田誠さん。

絵本:レイフ・クレスチャンソン『わたしのせいじゃない』

スウェーデンの絵本。
皆が「自分のせいじゃない」と言う。
色々なことを考えさせられて、泣いた。子どもにも大人にもオススメの絵本。


月ごとの記録

今回纏めるまで気がついていなかったのですが、《その本を読んだ月》と《月間レビュー記事》が一致していない月がありました。すみません(꒦ິ⌑꒦ີ)
レビュー記事をご覧になる場合は、ご注意くださいませ!

1月

  • 遠藤周作『沈黙』
  • 舞城王太郎『獣の樹』
  • Lusy Cousins『Peck Peck Peck』
  • 宮下奈都『羊と鋼の森』

レビュー記事はこちら

2月

  • Maryann Cocca-Leffler『Silly Willy』
  • Mary Pope Osborne/Sal Murdocca『Dinosaurs Before Dark』『The Knight at Dawn』『Mummies in the Morning』『Pirates Past Noon』
  • Ahmad Amani『Big Fish』
  • 江里口歡人『IB教育がやってくる!』
  • 西野亮廣『えんとつ町のプペル』
  • Sally Huss『Being Happy, Being Me』
  • Constance Allen/Maggie Swanson『Elmo's Mother Goose Rhymes』
  • E.K. Davis / Pat Stewart『My Alphabet』

レビュー記事はこちら

3月

  • 向山貴彦『Big Fat Cat GOES TO TOWN』
  • Eric Carl『The Very Hungry Caterpillar’s 123』
  • 日本放送協会/ダニエル・スチュワート『Rakugo』
  • Taro Gomi『SPRING IS HERE』
  • Gene Zion『HARRY THE DIRTY DOG』
  • 坪谷ニュウエル郁子『世界で生きるチカラ 国際バカロレアが子どもたちを強くする』
  • 西尾維新『零崎人識の人間関係(戯言遣いとの関係)』

レビュー記事はこちら

4月

  • 苫野一徳『勉強するのは何のため? 僕らの「答え」のつくり方』
  • 古川昭夫/宮下いづみ『イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ』

レビュー記事はこちら

5月

  • アーブル美術館『アーブル美術館「大贋作展」』
  • Elizabeth Verdick/Marieka Heinlen『Teeth Are Not for Biting』『Feet Are Not for Kicking』『Hands Are Not for Hitting』
  • Michael Hall『Red: A Crayon's Story』
  • Mac Barnett/Jon Klassen『Triangle』

レビュー記事はこちら

7月

  • mikihouse『ハロー!くまさん (ミキハウスみんなでうたおうちいさなえいごえほん)』
  • Elizabeth Verdick/Marieka Heinlen『Words Are Not for Hurting』
  • Roderick Hunt『An Important Case』『The Rope Swing』『Look Smart』『The Dragon Tree』
  • Belinda Bagley 『Ten Little Rabbits』
  • 松本圭介『おぼうさん、はじめました。』

レビュー記事はこちら

8月

  • にしむらかえ『ニューヨークで夢をかなえる』
  • 三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』
  • Richard Hefter『The Strawberry Book of Shapes』
  • 寺山修司『あゝ、荒野』
  • 崔善愛『ショパン 花束の中に隠された大砲』
  • 坂口安吾『欲望について ——プレヴォとラクロ——』

レビュー記事はこちら

9月

  • Cathy East Dubowski/Mark Dubowski『Picky Nicky』
  • Tomie de Paola『Pancakes for Breakfast』
  • いりやまさとし『パンダなりきりたいそう』
  • のぶみ『うんこちゃんけっこんする』
  • Karen Katz『Excuse Me!: A Little Book of Manners』『Where Is Baby's Belly Button?』『Peek-A-Baby』
  • Shigeo Watanabe『How Do I Put It On?』
  • Nancy Nolte/Richard Scarry『Richard Scarry's The Gingerbread Man』
  • 木村裕一『いないいないばぁあそび』
  • ヨシタケシンスケ『りんごかもしれない』
  • 馬場のぼる『11ぴきのねこ』
  • Roderick Hunt『Top Dog』『The Snowman』
  • Nadia Wheatley『Luke's Way of Looking』

レビュー記事はこちら

10月

  • レイフ・クリスティアンソン/二文字理明『わたしのせいじゃない -せきにんについて-』
  • エド・ヤング/藤本朝巳『七ひきのねずみ』
  • 葉加瀬太郎『葉加瀬太郎の情熱クラシック講座』
  • パトリック・ハーラン『パックンのAre you a 国際人?』


11月

  • Pintachan『Wake Up, Santa』


12月

  • 斎藤信哉『ピアノはなぜ黒いのか』



読了本のジャンル


割合としてはこんな感じです。

やっぱり絵本を読んだ率が高い。全体の65%が絵本でした。
これは、仕事ための勉強という意味合いが強かったかも。これから、活かせるといいなと思います。

小説など、文章での物語は19%。そこそこ読んでたのか?

今年は、英語で書かれた本が全体の60%でした。

ちなみに、趣味の漢字パズル誌を含めるとこんな感じです。
名前が掲載されたので、一応ここでもご報告しておきましょう(笑)

来年は、更に色々なジャンルの本を読めるようにしたいです(^q^)


電子書籍について


最近、ドライアイがひどい。一日に何度も目薬をさすので、消費量が激しい。目薬に目をずっと浸けていたいくらい、乾燥に悩んでいる。

ブルーライトをなるべくカットしたくて、iPhoneの画面にもブルーライトカットシートを装着。それだけでなく、常時 Night Shiftモードをオン。色温度も暖かさMAXにしているし、画面の明るさもなるべく暗く設定している。
たまにiPhone画面を覗き込まれたときに「ゆふのiPhone、何でそんなに暗いの?」と驚かれるくらい画面が暗い。多分、写真にしても、皆が見ているものと見ている色が違うと思う。

毎回ではないけれど、ブルーライトカットグラスも掛けている。それでも目が疲れてしまうくらい、眼精疲労がひどい。真剣に悩んでいる。

昨年は何冊か電子書籍で書籍も購入したのだけど、結局目がしょぼしょぼとして耐えられず、読めなかった。

NYでのルームメイトがKindleを持っていて、それを見せてもらったときにE Inkに感動し、私も購入を本気で検討したのだけど、
私、Kindle以外で電子書籍を購入するほうが多いんだわ。


Kindleで購入するときは、大抵洋書など、Kindleでしか配信していない書籍くらい。

裏技でGoogle Playアプリをインストール出来るようにする方法もあるみたいなのだけど、非公式なのでどうかなあ…と悩むところ。

同じE InkのAndroid端末 Boox C67ML Carta2も考えたのだけど、動作確認している動画を見たら動きがモッサリでストレスフル過ぎてやめました(´^ω^`)

結果:やっぱり紙書籍一択。

それか、もしくはBooxみたいなAndroidの優秀なE Ink端末が出てくれることを願ってます。



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2017 観た映画:22作品


昨年観た映画は、ずばり22作でした!!



総評

昨年は、ほとんど映画を観なかったですね。


記録によると、昨年は77作品鑑賞しているので、比較すると今年は去年の3割程度しか観てないことになります。

2015年でも35作品は観てるので、やっぱりちょっと少なめ。


映画を観なくなった原因としては、大きな理由はふたつあって、
ひとつは実家に帰ってきたというのがとても大きいかな。

去年は5月末まではNYに住んでいたので一人の時間が多かったのですが、実家に帰ってくるとテレビっ子の父がずっとテレビを鑑賞してるので、私が自分の観たい映画やアニメを流す暇がないということ。


あとひとつは、映画というある程度長いビデオを鑑賞する気力が単純になかったというのがあります。
日中に浴びるほどテレビ画面や音に触れちゃってるのでもう五月蝿いんです。静かにしていたいんです。笑

去年は夜寝る前に何本か観ていましたが、もうそんな気力もない。歳かなあ。笑



オススメ映画

昨年観た映画のなかで、
「これはオススメしたい!」という映画は…
はっきり言って、特にありませんでした。


去年観てオススメしたい作品・大好きな作品を超える作品ってのは無かったと思います。
2016年のオススメ映画はこちらをご参考ください。

君の名は。(2016)

特に1月に鑑賞したものなんか、はるか昔って気がするので新鮮なレビューは書けないのですが、
2017年に観た中で、 HTML 良かった作品をあえてひとつ挙げるとするならば、君の名は。かな。

「君の名は。」予告 - YouTube
今週水曜にテレビ放送されてたみたいですね。

昨年の話題作だけれど、話題になっただけあって、抜群の面白さでした。絵も素晴らしいし、 HTML 私のなかの「好きな新海誠作品ランキング」がぐんと更新された 感じです。


夜は短し歩けよ乙女 (2017)

アニメ作品は、他には森見登美彦原作の夜は短し歩けよ乙女も素晴らしかった。お洒落で、面白かったけど、好みが分かれそうだから正直オススメはしないです。
ちなみに、私はすごく好きでした。

原作は読んでないんだけど、アニメの『四畳半神話大系』や『有頂天家族』が好きで見ていたので、それとリンクする部分もあって嬉しく楽しく観ました。

四畳半神話大系』と同じ監督・スタッフなので、あのアニメが好きな人には全力でオススメします。
あと中村佑介ファンも。単純に、 HTML 中村祐介さんの絵がこうやって動いてることに感動する。 これは観ないといかん。

アジカンの主題歌も良くて、エンドロールまで楽しかった。
ここは主演の星野源の音楽使わないんだなーという、ちょっとした感想。

『夜は短し歩けよ乙女』 90秒予告 - YouTube


帝一の國 (2017)

実写化映画で良かったのは、帝一の國
ゲラゲラ笑いながら観られました。

「菅田将暉のオールナイトニッポン」で、山田孝之氏がゲストで来たとき「帝一、映画館で観たよ。面白かったね〜。ヨカッタヨ」と仰ってたけど、確かに良かった。
漫画の実写化って基本好きじゃないけど、これは納得の実写化だと思う。
観る前は「竹内涼真くんが大鷹弾ってどうなん?」とか色々思ってたけど(笑)、全然ハマってました。というか皆さんハマってて、キャスティングが素晴らしかった。
堂山会長役の木村了さんを見つけたときも「木村了さんって古屋兎丸作品に似合いすぎ!」と思ったら、學蘭歌劇 『帝一の國』で帝一役(主役)だったみたい。それも似合う…!

大河ドラマ『おんな城主 直虎』の萬福役の方もいて、キャスティングに「おお!」と滾りながら観ました。笑

クリープハイプの『イトも良かった!
菅田将暉ANNで聴いたときからいい曲だとは思ってたけど、映画が終わったあとにこれが流れてきたとき「あ、そういうことだったのか…!」と感じました。

「帝一の國」予告 - YouTube


銀魂 (2017)


映画『銀魂』予告3(30秒編)【HD】2017年7月14日(金)公開 - YouTube

他の実写化作品だと銀魂も面白かったんだけど、私があんまり『銀魂』自体をよく知らないということと(知らなくても十分面白い)、最初飛ばしすぎて途中ちょっとだれてしまった。
130分は感覚的にちょっとだけ長い。(※個人の感想です。)


HTML 福田雄一作品が好きなひとは見るべし。
原作ファンが観ても、多分面白いと思います。

個人的には、柳楽優弥氏のビジュアルが完全に好みでした。
引用:https://instagram.com/p/BWpnKrclyXR/

思いきり振り切って演技出来ないとダメな作品だから、演者は難しいだろうなーと思ってしまいました。
いや、皆さんすごいですわ(^q^)(^q^)(^q^)

引用:https://instagram.com/p/BVefheWlsNB/
菅田くんとかも、いろんな作品を経験してきての「今」なんだなーと思う、圧巻の表情でした。
役者さんってすごいよね。私はこんな口開かないもん。顎関節症だから。

役者いじりとか、パロディがすごいので、これはジャパニーズカルチャーに詳しい人々には超ウケるやつですね。海外の人には…どうなんだろう(笑)



月ごとの記録

ここからは月ごとのざーっとした記録です。

昨年は毎回レビューを書いてたわけではないのですが、各記事へのリンクも付けています(*´ω`*)

1月

  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007)
  • ペコロスの母に会いに行く(2013)
  • 千と千尋の神隠し(2001)
  • 東のエデン 劇場版 I The King of Eden (2009)
  • 東のエデン 劇場版 II Paradise Lost (2009)
  • 君の名は。(2016)
  • 海よりもまだ深く(2016)
  • 耳をすませば(1995)

レビュー記事はこちら

2月

  • DOFUS Livre 1 : JULITH (2013)
  • 地平線のキックオフ(2013)

レビュー記事はこちら

3月

  • アナと雪の女王 (2013)


4月

  • 武士の献立 (2013)


9月

  • 劇場版 黒執事 Book of the Atlantic (2016)
  • 冷静と情熱のあいだ (2001)
  • アンフェア the Movie (2007)
  • キセキ あの日のソビト (2017)

レビュー記事はこちら

10月

  • 信長協奏曲 (2016)


12月

  • 劇場版ポケットモンスター/ミュウツーの逆襲 (1998)
  • 夜は短し歩けよ乙女 (2017)
  • 帝一の國 (2017)
  • 銀魂 (2017)
  • 海月姫 (2014)



さいごに

昨年は、上映してた作品を見ても「これは是非観たい!」と思える作品が実はあんまりなかったんですよね。
自分のモードというものもあったのかもしれないけれど。

というか、こうやって纏めて見ると、洋画をびっくりするくらい観てないですね。あらまあ。

ラ・ラ・ランドとかも話題になってたけど、私はこの監督の前の作品セッションが、絶賛されてる割に自分の中でハマらなくて、なんとなーく敬遠してしまいました。
でもやっぱり絶賛されてるみたいなので、ラ・ラ・ランドは今年あたり観る…かも?笑

なんにせよ、今年はもうちょっとバランス良く、色々と観て、素敵な作品に出会えるといいなと思います。



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