Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

2020 Books:22冊

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タイトルを見て「1年ずれてない?」と思ったあなた、正解です。


下書き一覧を見ていたら、なんと投稿していない「2020年の読書記録のまとめ記事」が出てきました。
観たアニメのまとめ記事もあったけど、そっちは見なかったことにする……笑


ということで、誰も興味ないでしょうけど、昨年の読書記録です(笑)


一年後に消化するなんて…!\(^o^)/

読書カテゴリー


カテゴリー別に読書傾向をまとめてみると、意外と小説を読めたな、という印象です。

音楽に関しての本は、「読了本」よりも「読みかじり本」が多くて、思ったより伸びていません。
本当はもっときちんと読むつもりだったのだけれど、途中から「全て読まなくても必要なところだけ読んで知識を広げていけたら」と、考えを変えました。

マメじゃないので読書ノートなんかは作れないと思っているのですが、記憶しておくために、読みながらノートや手帳にまとめるのも案外楽しかったです。


月ごとの記録

記事にしたものはリンクを貼っています(◍′◡‵◍)

1月


2月

  • 山本博文/浅田弘幸『角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 伊達政宗』


4月

  • ハイディ・グラント・ハルバーソン『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 (コロンビア大学モチベーション心理学シリーズ)』
  • 向山貴彦/たかしまてつを『ビッグ・ファット・キャットとゴースト・アベニュー』


5月

  • 植前和之『めんどうな遺伝子検査をしなくても 自分の遺伝子がわかる本』
  • 酒井邦秀『快読100万語!ペーパーバックへの道』
  • 向山貴彦/たかしまてつを『ビッグ・ファット・キャットとマジック・パイ・ショップ』


6月

  • たちもとみちこ『あーんあーんあーん』
  • 恩田陸『祝祭と予感』


7月

  • 西岡壱誠『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』
  • アレクサンドル・デュマ/藤本ひとみ『三銃士 (新装版)』
  • 色川武大『離婚』


9月

  • 古屋晋一『ピアニストの脳を科学する:超絶技巧のメカニズム』


11月

  • かげはら史帆『ベートーヴェン捏造
  • ミン・ジン・リー/池田 真紀子『パチンコ』(上)
  • トニー・ラズロ『英語にあきたら多言語を!』


12月

  • ミン・ジン・リー/池田 真紀子『パチンコ』(下)

 

面白かった本

実は、昨年書いてた下書きはここまでですwww


この項目以降は今現在書いております。
読書から時間が経っていますので、感想の内容は薄めです。ご了承ください/(^o^)\
 

ミン・ジン・リー『パチンコ』

アメリカで100万部を突破し、オバマ前大統領も推薦する話題のベストセラー本。
4世代にわたる在日コリアン一家の苦闘を描いた大作。

作者は韓国系アメリカ人。韓国で生まれ、7才でNYに移り住んだ経歴を持ち、この小説は構想から長年のリサーチを経て書き切ったとか。

分厚い上に、上下巻に分かれているので普段なら絶対読まない類なのですが、一気に読んでしまいました。
海外作品ですが、日本が舞台になっていることもあり読みやすく、日本という国を新たな視点で見直せる良い機会となりました。
また、朝鮮半島がまだ南北で分断される前から描いてありますので、歴史や政治についても、考えさせられる内容でした。

機会があったら英語でもいつか挑戦したいと思わせてくれた。いや、やっぱり長いかな。既に気持ちがめげている(笑)

 

古屋晋一『ピアニストの脳を科学する』

これは随分前に話題になっていた本なのですが、今更ながら読みました。

プロとアマチュアの脳の使い方の違い、良い耳の育て方、初見演奏や暗譜のメカニズム、感動を生み出す演奏の分析、ピアニストの3大疾患など、科学的な視点からピアニストを捉えた本で、「私たちが普段やっていることが、分析されて文章で書いてある!」というような新鮮さと驚きがありました。

色々勉強になることが多く、この本は読書ノートにメモを取りながら時間をかけて読みました。

すべてのピアニストにオススメなのはもちろん、お子さんがピアノを習っている方、または習わせようか考えている保護者の方に是非読んで欲しいなと、私は感じました。

 

かげはら史帆『ベートーヴェン捏造』

この本も、記事をひとつ作るくらい読みやすく、面白かったです。夢中で読みました。

ベートーヴェンの弟子の一人、アントン・フェリックス・シンドラーの「会話帳改竄」事件について描いた本。

ベートーヴェンは耳が聞こえなかったので筆談で会話をしていたのですが、その「会話帳」を改竄し、ベートーヴェン像を勝手に作り上げたシンドラーの行動を、この本では暴いています。

かの有名なベートーヴェンの言葉、「運命は扉をたたく」も「シェイクスピアの『テンペスト』を読め」も、すべて嘘っぱちだった!?
ベートーヴェンに対する見方がまた変わるかもしれない一冊です*\(^o^)/*

 

さいごに

2019年が18冊だったので、まあまあ増えたのかな?と思ったのですが、更に振り返ると2018年は44冊*1読んでました。その前はもっと多そうだったので振り返るのはやめました。波がありすぎる(笑)

しかし数年前の私、すごくない?
何をモチベーションに読書していたのか教えてほしい。やはり記録しておくべきですね。

もしかしたら読書筋がどんどん衰えていっているのかもしれないので、今後はもう少し鍛えていけたらと思います。


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*1:ネット上で公開されている小説や本の中の短編だけ読んで記録していたりしたので、それを数えない場合の冊数