Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

7月の読了本:7冊

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先月は、月の数と同じ数だけ読みました*\(^o^)/*
振り返ると4月も4冊読了になっていて、不思議だなと感じます(笑)

読了本7冊

須賀 しのぶ『喪の女王』②〜④


須賀しのぶ『喪の女王』全巻セット(楽天市場)

流血女神伝』シリーズ。
最近は、他にも色々読みたい本が出てきた影響でスローペースになっていますが、読み続けています。

『喪の女王』は、このシリーズ最後の作品だけあって、政治的に重い内容で、佳境に入っています。それが見ていて辛い。

やはり私は、主人公のカリエだけでなく、ドーン兄上やグラーシカ、そしてラクリゼにも幸せになってもらいたいのですよ。
今は各国が争ったり奪い合ったりしているけれど、全てがまるく収まって、和平的になると良いなぁと願います(っ˘ω˘c )


 

工藤 啓子『すぐわかる!4コマピアノ音楽史  ピアノの誕生~古典派編』


『すぐわかる!4コマピアノ音楽史 ピアノの誕生~古典派編』(Amazon)

ピアノの歴史が楽しくわかる!演奏力にも磨きがかかる!モーツァルトやベートーヴェンはどんなピアノを使っていたのか…?“作曲家”と“ピアノ”と“音楽史”が一気につながる!!

前半は全然すぐわからなくて読むの辞めようかと思いましたが(笑)、後半は作曲家の一口小話みたいな感じで読みやすく、タメになりました。


最初の楽器の解説は分かりづらい!
あまりにも説明が短い上に、知りたい部分が漫画と連動していなくて、文章か漫画かどちらか一方にして説明をもっと増やしてくれ〜〜と思ってしまいました。もしくは、解説イラスト(写真)があると良かった。
簡潔すぎて分からないってこともあるんだね。もともと知識がある人が読む分には良いと思います。

ただ、ひとたび作曲家シリーズが始まると、トピックが絞られているので分かりやすいです。
やっぱり見開き2ページでまとめる場合は、限られた内容を詳しく解説してくれる方が有意義だな。


これ一冊読めば理解出来るというのではなく、時々思い出した頃に引っ張り出して読みたい印象の本でした📖


 

植松 努『「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた』


『「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた』(Amazon)

NASAにも注目される北海道赤平市の町工場!従業員20人の会社でロケットを作り、宇宙開発の夢を追い続ける著者が、大人にも子どもにも、すべての人に夢と希望を贈ります。世の中には、若い人の夢をつぶしてしまう人が大勢います。でも、そんな人たちに負けないでほしい、その人たちを恨まないでほしいと著者はいいます。「あきらめなくて、いいんだよ」「だったらこうしてみたら?」「こんな方法があるよ」と、「どうせ無理」という呪文に負けないための方法をできるだけたくさん公開します。TED×Sapporoの魂のスピーチがYouTubeで230万回を超える再生!
多くの人の感動を呼ぶ著者渾身の一冊です。この本が「どうせ無理」と思ってしまいがちな人の心を救い、本当の自信を増やすきっかけになりますように。

Kindle Unlimited。
学生向けに書かれた本なので、易しい文章でサクッと読めました。

誰かに傷つけられてションボリする必要は無い、自分の好きなことを信じてやってみたら、そのうち仲間が出来ていくよっていう感じの内容。

私も初めてアメリカに行った時、言葉も話せず自信が無かったけど、ピアノを弾いただけで沢山友達が出来たことを思い出しました(*´ω`*)


 

廣嶋 玲子『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』


廣嶋 玲子『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(Amazon)

Kindle Unlimitedにて。
流行っている児童書だ!と思って手に取りました(っ˘ω˘c )

不思議な駄菓子屋「銭天堂」にまつわる短編集のようで、さらりと読めました。

幸運な人だけが見つけることのできるお店。その人が望んだものを紅子さんが売ってくれる。
童話のような不思議な世界でした。

個人的には100円で売っていた鯛焼きの釣りセットが良い買い物だと思います(^q^)笑


 

山本 文緒『自転しながら公転する』


山本文緒『自転しながら公転する』(Amazon)

2021年本屋大賞ノミネート。第27回島清恋愛文学賞。
東京で働いていた32歳の都は、親の看病のために実家に戻り、近所のモールで働き始めるが…。結婚、仕事、親の介護、ぐるぐる思い惑いながら幸せを求める姿を描く。『小説新潮』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。

読後、ちょっと肩の荷が降りたような、少し心が楽になれるお話でした。
分厚い本だけど流れるような文体で一気に読みました。

茨城、取手、牛久大仏、常磐線、柏など、馴染みのある場所で親近感を感じられたのも良かったです(^q^)
都が自分の心の内側を吐露するとき、読みながら涙が滲みました。

幸せになろうとしなくていい。
結局、仕事も恋愛も友人も、全て人間関係だよねと思いました。悩みの根本は人間関係な気がする。

さいごに


7月はバラエティ豊かに、色々なジャンルの本を読めたかなと思います(*´ω`*)
私に珍しく、話題の本に手を出せたのも良かったです♪


最近は軽めの本ばかり読んでいるので、そのうち少しカッチリした本も取り入れていきたいなと反省しつつ、読みたい本が色々とあるのでどんどん読んでいきたいです\\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////



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