Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

【ピアノ教材】本ごとの平均速度&最速記録【最終更新日:2021/6/20】

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気になる皆の教材のスピード👀


最近、お教室では新しい本に進む人が続出しています。
ひとつの本が終わって、新しい本に進むのは、嬉しいですよね。進歩が目に見えるから。

個人レッスンだと、他の人たちがどれくらいのスピードで進んでいるのかわかりません。
数名の生徒さんに「みんなはどれくらいで終わるの?」と聞かれたので、今回は、私の門下生の皆さんの統計をとって、本ごとの最速記録平均値をまとめてみることにしました。


その人に合わせて渡す本を変えているので、ここに載せた本を生徒全員が使っているわけでは勿論ありません。
一人しか使っていない本*1や、グループレッスンから個人レッスンで引き継いだ本*2もあったりして、記録に偏りがありますのでご注意ください。

教材紹介もちょこちょこと書いているので、自分が使っている本以外のものが気になる方は参考にどうぞ。
私が子どもの頃に使っていた教材については別記事にまとめてあるので、そちらをご覧ください。

記録は随時変わりますので、変更があればその都度アップデートする予定です。

最速記録保持者の皆さん、おめでとう! 👏( ˆ̑‵̮ˆ̑ )
皆さんの記録更新をお待ちしています(笑)



テクニック教材

バーナム ピアノテクニック ミニブック

最速:3ヶ月半
平均:8ヶ月(2021年5月現在)

1年以上かけて取り組む人もいますが、基礎が身につくのが目的なので、それぞれのペースでOK。
どんなに時間を掛けても良いので、この本を終えたときにある程度の基礎力がついているのが理想。

バーナムには、ピアノを弾くのに必要なテクニックがぎゅっと詰まってるし、集中力もつくしで、マスト教材( ◜◒◝ )♡*3

この間も、曲を弾いているときに手首の使い方を注意したら、サッと出来たお子さんがいて、「すごい! すぐに出来ちゃったね!」と驚いたら、「前にバーナムでやったのと同じだから簡単だよ!」と言われました。

出来るなら、どんどん進める! 出来ないなら、じっくり取り組む!のシリーズ。


バーナム ピアノテクニック 導入書

最速:2ヶ月半
平均:9ヶ月(2020年6月現在)

1回のレッスンで1グループ程度(12曲)持ってくる生徒さんは、4ヶ月で終わらせる印象。
どうやら彼らはバーナムピアノテクニック ミニブックで要領を得るようで、こなしていくスピードが速くなっています。

反対に、この本に至るまでにお家で練習するクセがついていない生徒さんは、途端に失速します。
導入書からはレベルアップするので、しっかり練習することが大切。

グループレッスン*4では、年長クラスになるとこの本が始まるみたいです(◍′◡‵◍)



新WAKUWAKUピアノテクニック 2

最速:4ヶ月
平均:4ヶ月(2018年10月現在)

これは、バーナムがどうしても嫌な人や、グループレッスンと並行して来ている生徒さん*5にお渡ししている本。

バーナムと非常に似ているのだけど、ハノンに繋がるようなパッセージが出てきたり、
イラストがバーナムよりもわかりやすく、日本の子ども向けに作られている印象です。

曲のイメージに合わせて、1小節ごとに絵が書いてあるときもあって、私としてはそれが若干鬱陶しいような気もする(笑)
だって、1段目と2段目の間に絵があると、次に行くまでに目を結構動かさないといけないんだよ!!笑

そのパッセージがどんなシーンなのかは、自分自身で想像してみたらいいと私なんかは思ってしまうんだけど、想像しにくい人にはわかりやすくて面白いかも。


新WAKUWAKUピアノテクニック 3

最速:5ヶ月半
平均:6ヶ月(2018年11月現在)

これは、 バーナムでいうと、だいたい導入書〜第1巻あたりのレベルだと思います。
前巻と同じく、ハノンに通じるパッセージが出てくるのがポイントかな。

巻末に連弾が二曲出てくるんだけど、これが面白い!
この二曲をマスターすることによって、白鍵から始まる長調と短調のスケール、全部弾けるようになります!*6
タイトル付きで、想像力を膨らませる伴奏が付いていて、楽しんで弾けます。

楽譜通りだと右手だけで弾くようになってるんだけど、出来るのならば両手で、正しい指使いで弾くと良いです◎:)
そうしたら、白鍵から始まる長調&短調のスケール、それぞれ全調を、続けて余裕で弾けるようになります。

年長のときにこのスケールをクリアーした生徒さんは、
小学1年生で2オクターブのスケール全調を大きな苦労もなく弾けました👍👍👍


教本

みんなのおけいこ 1

最速:3ヶ月
平均:11ヶ月(2021年6月現在)

字の書けない子どもでも理解できる、イラストの多い、ワーク付きの入門書。
ワークでは主に色ぬりと、音符の書き方が学べます。

本当は、8ヶ月で終わらせたいなぁ〜。

ただ、この平均の数値の中には、コンクールなどと並行してる生徒さんたちもいるので、
コンクールや発表会も出ずに、レッスンだけで1年半くらい掛けてやっていたら、のんびりさんだなぁ…という目安。

この本をきちんとやればヘ音記号のファからト音記号のソまでの9音が楽譜で読めるようになるので、
バーナム同様、時間を掛けても、基礎が作れたと考えればOK。


トンプソン はじめてのピアノ教本1

最速:3ヶ月
平均:5ヶ月(2019年11月現在)

可愛いカラーのキャラクター付きの楽譜。
超基礎的な音楽用語の解説*7もあり、ワークも付いているので、字の読み書きが出来る年代からの入門書として、使っています。


みんなのオルガン・ピアノの本1よりは、進度がゆっくりな印象。
音価から教えるところが、いかにもアメリカの教材🇺🇸って感じがします。

他のアメリカの教材と比べて気に入っているのは、いきなり楽譜から始まるところ。
子どもを、子ども扱いしていないところが素晴らしい。

その代わり、理論的なので、人によってはとっつきにくい印象を与えるテキストかもしれません。



トンプソン はじめてのピアノ教本2

最速:8ヶ月
平均:8ヶ月(2019年10月現在)

進みがちょっと遅い気もするけど、突然カノンのような曲やエチュードのような曲も出てきて、ちょっと難しい。

皆が弾きたい『ちょうちょう』もあるけど、ハ長調でなく、へ長調なので、難易度は上がる。

個人的には、やっぱり『みんなのオルガン・ピアノの本』の方が教えたい内容が揃っていて使いやすいかな〜…と思うけど、慣れもあるのかもしれない。



ピアノひけるよ!ジュニア2

最速:3ヶ月弱
平均:3ヶ月(2018年10月現在)

知っている曲で、どんどん譜読みできるシリーズ。
基本的に使っていないのですが、グループレッスンと並行してきている生徒さんに使っていました。

同じ曲を違うアレンジで2回弾いたりして、若干くどいけど、おなじみの曲が続くのでサラッと終わらせられるし、知っている曲をマスターすることで達成感もあるかな。

ちなみにしってるきょくでどんどんひける ピアノひけるよ!ジュニア(3)になると、急に難しくなります。
間のレベルが欲しいよね〜☹!


みんなのオルガン・ピアノの本 1

最速:5ヶ月
平均:11ヶ月(2020年10月現在)

グループレッスンでは、年中組に使用している本。

その子によって、旧版を渡したり、新版を渡したりしているのですが、旧版では最速6ヶ月でした。
新版のほうが曲が少なくて、難易度も下がっている印象。

平均値には、グループレッスンの途中から個人レッスンに切り替えた生徒さんも含まれるので、完全に個人レッスンの人だけの数値ではありません。ご了承ください。


みんなのオルガン・ピアノの本 2

最速:1ヶ月半
平均:8ヶ月(2020年10月現在)

グループレッスンでは、年長組に使用している本。

この本に関しても、第1巻と同じく、私は生徒さんによって新版と旧版を使い分けています。
旧版のほうが難しいので、全体的に終わるスピードは、どちらかというと新版の方が速い傾向にあります。

平均値は旧版、新版、どちらも含んでおります。

第2巻まで終わらせれば、左手の伴奏形が弾けるようになるので、弾ける曲の幅が広がります。


ぴあのどりーむ3

最速:2ヶ月
平均:2ヶ月半(2018年12月現在)

永田萠さんのイラストが美しく、人気が高いシリーズ(◍′◡‵◍)

この本に関しては、「3ヶ月で終わらせよう」と言ってお渡ししています。

3ヶ月以上掛かった子は今のところいなくて、素晴らしいことに、皆さん大体3ヶ月で終わることが出来ています。
2ヶ月終了は早かった!がんばったね!👏( ˆ̑‵̮ˆ̑ )✨


ぴあのどりーむ レパートリー3

最速:2ヶ月
平均:3ヶ月半(2020年11月現在)

この本もテキストと同じく、「3ヶ月で終わらせよう」と言ってお渡ししています。

ぴあのどりーむの3巻は、テキスト・レパートリー共に、何故か皆やる気スイッチが入るようで、今まで楽譜が読めなくて苦戦していたような人たちも、「次もやってきた」「次も」と言って、1回のレッスンで5〜6曲持ってくることが多いです。理由はわからない(笑)



ぴあのどりーむ4

最速:7ヶ月
平均:7ヶ月(2018年10月現在)

恐らく、本のレベル的には大体『みんなのオルガン・ピアノの本』旧版2巻〜新版3巻レベルくらい*8にあたるのかな。
わたしはオルピアの3巻は使わないので、予想で話しているところがあるけれど。

前巻から比べると、突然ぐっと難しくなるけど、
そこまで無理難題ってわけでもなく、伴奏形を覚えるのにちょうど良いテキストブックという感じ。
同じ伴奏形の曲が何回も出てくるので、先生としても与えやすいし、楽譜読みが苦手な生徒さんも、やってる内に「あ!これか!」とパターンを掴みやすい。

ぴあのどりーむレパートリー4も良いです。
よそのお教室から入会してくれた、楽譜が読めなかった生徒さんも、音読みの基礎を徹底的に叩き込んだあとにこの本に進んだら、楽しんでどんどん弾けました。

ただ、『レパートリー4』を使っていた頃は自分のノートに生徒さんの使用期間を記録していなかったので、統計は割愛します。



ぴあのどりーむ5

最速:7ヶ月
平均:7ヶ月(2019年2月現在)

ここまで来れば、個人的にはもう6巻はやらないで、ブルグミュラーに進んでもいいのでは…? と思う。本人のレベルにもよるだろうけど。



ぴあのどりーむ レパートリー5

最速:1年7ヶ月
平均:1年7ヶ月(2018年11月現在)

ひとつ興味深いことは、ぴあのどりーむ 5では、ペツォールト(バッハ)のメヌエットが前半部分しか収録されていないのに対して、『レパートリー』ではフルで収録されていること。同じシリーズなのに、どうして分けるんだろう?
それならば、一度にフルで弾ける『レパートリー』の方がお得なような気もする。



グローバー・ピアノ併用曲集・Vol. 1

最速:11ヶ月
平均:11ヶ月(2018年10月現在)

音楽的な曲が多くて、入門レベルでありながら、黒鍵も、二音の和音も、ダンパーペダルも、8分音符も出てきます。


色んなキャラクターの曲が入っているので、想像力も養われるし、ローレベルでありながら弾いていて楽しく、達成感も得られる、個人的にはお気に入りの楽譜。


グローバー・ピアノ教本・Vol. 2

最速:6ヶ月
平均:9ヶ月(2020年11月現在)

さりげなくバロック・古典期の簡単バージョンが出てきて、更に音階練習も出来る。
内容は C, G, F, D Majorのスケール、和音、8分の6拍子まで。

4つの調が出てきますが、パターンが同じなので、取っつきやすいです。曲も良い。

何より個人的に気に入ってるのは、本が薄いところ◎:)
ゴールが近くに見えたほうがやる気になるじゃない。笑


おわりに


今回、一冊を終わらせるスピードについてまとめましたが、速ければ良い・遅ければ悪いということでなく、
それぞれのスピードで弾けるようになることが一番大切です。

ピアノの学習には忍耐力も必要なので、苦手なことと向き合うこと焦らずじっくり取り込むこと向上心を持つことが上達の近道なのかな、と思います。

またアップデートしていく予定なので、今後も気が向いたらチェックしてみてください(◍′◡‵◍)♪



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*1:最速と平均が同じ値のときは、なんとなく察してください(笑)

*2:「グループレッスンで使用している楽譜」と明記しています。

*3:やっぱりテクニック本をやる人とやらない人は、曲を弾いたときに仕上がりに差が出る気がします。

*4:提携している幼稚園で行われるグループレッスンのこと。

*5:グループレッスンでは、年長から『バーナムピアノテクニック 導入書』を使っているようです。個人レッスンで私が見ても、グループレッスンの先生が見るまでは合格にならないので、個人レッスンでは基本的に別の教材をお渡ししています。

*6:リズム付きで1オクターブ分の上行+下行

*7:「ト音記号」や「小節」から教えてくれる。

*8:1, 2巻を見たところ、旧版に比べて新版は簡単になっているので、このような書き方をしています。