Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

「先生、一番になったよ!」〜幼稚園生から嬉しい報告♪

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昨日はある年長さんの女の子がレッスンに来るなり
「先生、一番になりました」


え、何の一番になったの?(^ω^三^ω^)



お母さまも、
「先生のおかげで、一番になったんです!」



え? 私のおかげ?
何か順位が付くようなことにアドバイスしたっけ??(^ω^三^ω^)



と思ったら

「幼稚園の定期演奏会で、上手な人から順番に並べられたんですけど、先生が『○○ちゃんが一番』って、一位に選ばれたんです。ディベルティメントで!」


あぁ〜、あれ!
演奏会なのに順位つくの!?



彼女の幼稚園で先日、定期演奏会があって、
年長さんはモーツァルトの『ディベルティメント 第17番 K.334 第3楽章』を演奏したのです。


うちのお教室はそこの幼稚園から通ってる生徒さんが多いので、定期演奏会のための曲目もレッスンで何人か見てたのですが、
こんな風に一番になった報告をしてくれたのは、彼女が初めてです。おめでとう!✨✨




皆何だかんだで仕上げてきて偉いのだけど、結構難しい曲ばっかりで、これをよく幼稚園生で弾くなぁ〜…!と毎回感心します。

去年は、確か『新世界より』の4楽章だったかな。


今回の『ディベルティメント』も後半は全部16分音符で楽譜が真っ黒で、音階は出てくるわ、アルペジオは出てくるわ、、
とっても難しい( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )

↑ 一部だけど、後半こんな感じ。
ほんとにこんなテンポで弾くのよ。難しすぎ!!



先週のレッスンで、本番まで間がないなか、
後半になると難しくてテンポが落ちちゃうので、彼女が間違いやすい部分に的を絞ったり、苦手な音階やアルペジオの練習の仕方など、
私にしては厳しくとことん一緒に練習したんですよ。


「弾く度に違う指使いにしない! 練習の意味がなくなるでしょ!」
「違う! もう一回!」
「10回連続で成功させるよ!」
「MOTTO TSUYOKU!!!!!」


などなど、自分でレッスンしながら、
まだ幼稚園生なのによく集中してこのスパルタな練習に付いてこられるな〜と感心してたのですが。笑*1


一緒に練習してると、難しくて嫌なんだろうなという雰囲気を見せつつも、かなり弾けるようになったんですよね。
レッスンの最初は苦手にしてたところも、レッスンの最後にはすんなりと弾けてた。

私が思わず「できた!!!」って喜んだら、彼女自身も嬉しかったみたいで、にっこり笑ってたのが印象的でした。

成果がこんなにはっきり出ると嬉しいなーと思いつつ、
「こうやってお家でも練習するんだよ!頑張ってね!」と送り出したら、
頑張って練習した分、本番でも上手に出来たそうです。



絶対音感教育とかも行なっている、音楽が盛んな幼稚園で、
ピアノのコンクールに出ている子も沢山いるし、大人顔負けでピアノをブワアアアアっと弾く子もいるので、
その中で一位になるなんて、本当にすごいこと。


やったー! 自分のことのように嬉しいよ!!*\(^o^)/*




頑張るといいことあるね!!




【おまけ】
ちなみに年中さんはこの曲でした。
レベル高い…!(^q^)





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*1:でも、恐らく幼稚園ではもっとスパルタで特訓させられていることだろう…。笑