Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

10月に観た映画:7作品

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こんにちは、Yufuです。

前回に引き続いて、今回は先月観た映画のまとめ。

 

 

NYにいたときは「現実逃避の数だけ映画を観る」なんて言ってましたが。先月は、もっともっと観たい気持ちだったのに、めまいのせいで端末が見られず、そういう意味でもストレス解消出来ていませんでしたね。

 

先月観た映画の中では、エディ・レッドメインさん菅田将暉くんが強烈な印象として自分の中に残りました。彼等は化物俳優である…。世の中にはすごい人がたくさんいるんですね。私もあんな風になりたい……

 

端末を見られないせいで映画を観られないストレスでもあったのか、めまいで苦しんでいる間、夢に金髪の菅田将暉くんが出てきました。完全に『溺れるナイフ』の影響ですね。上映楽しみです。

 

ピンクとグレー

ピンクとグレー DVD スタンダード・エディション

 (2016,日本)

大阪から横浜へ越してきた小学生の河田大貴は、同じマンションに住む同い年の鈴木真吾と出逢い、中学高校大学と密接した青春時代を送る。高校生になった二人は、雑誌の読者モデルをきっかけにバイト替わりの芸能活動をスタート。大学へ進学した二人は同居生活を始めるが、真吾がスターダムを駆け上がっていく一方で、エキストラから抜け出せない河田だけが取り残されていく。やがて二人は決裂。二度と会うことのない人生を送るはずだった二人が再びめぐり逢ったその時、運命の歯車が回りだす…。

NEWS 加藤シゲアキくん作の同名小説『ピンクとグレー』を映画化。原作は未読です。何の知識もなしに観たけれど、やはり何と言っても注目は、菅田将暉くんの演技。彼はすごいですよ。もう、ぞくぞくする。とんだ化物若手俳優が出てきたなって感じです。菅田くん本当にいい役者だからこの大事な年代の間に、話題漫画の映画化とかだけでなく、もっと独特でエグい映画にたくさん出してあげてほしいです。この感性が爆発してる内に色々出してあげてほしい。本当に好き。もう私は、この映画を観てから、俳優・菅田将暉に惚れていることを自覚してしまった。

あと、柳楽優弥くんも最近またぐんぐん盛り返してきていますよね。柳楽くんも良い。中学生のとき好きでした。何度でも言うけど、柳楽くんは誕生日一日違いだから頑張ってほしいです(笑)

 

パンと恋と夢

パンと恋と夢 [DVD]

 (1953,イタリア)

山の上の平和な村に新しい警察署長アントニオ・カロテヌート(ヴィットリオ・デ・シーカ)が赴任して来た。村には“山猫”という仇名の気はつよいが可愛い娘マリア(ジーナ・ロロブリジーダ)がいて、署長はこの娘の魅力にひかれたが、彼女は内気な巡査ステッルティ(ロベルト・リッソ)に恋心を抱いているのだった。そして署長は、向いの家に住む助産婦アンナレッナにも気があった。

このあらすじのぶっ飛び具合で既に笑える。

白黒映画、たまに観たくなりませんか。イタリア映画ってそういえばあんまり観たことなかったのですが、いい感じにチャラくて面白かったです。

 

マイマイ新子と千年の魔法

マイマイ新子と千年の魔法 [DVD]

 (2009,日本)

昭和30年の山口県を舞台に、小学3年生の少女の生き生きとした日常を描く長編アニメーション。芥川賞作家・高樹のぶ子の原作を基に、スタジオジブリで経験を積んだ片渕須直監督と『時をかける少女』など良作アニメを手掛けるマッドハウスが手を組み、純粋で素朴な世界観を創り上げた。

小学3年生の新子は、山口県の片田舎に住む普通の女の子。友だちや家族に囲まれ、この町にあった平安時代の地方の国の都「国衙」について空想することが好きだった。そんなある日、東京から貴伊子という生徒が転校してくる。貴伊子が気になった新子は、次第に親しくなっていくが……。

なにが良かった、とうまく言えないのですが、子供たちが生き生きと遊んでいる様子が楽しかったです。貴伊子ちゃんが越してきたとき、彼女の都会的な色合いと、周囲の子供たちとの色の対比がすごく印象的でした。

 

言の葉の庭

劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD

 (2013,日本)

『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』 で知られる新海誠が原作と監督と脚本を手掛け、繊細なタッチで描くアニメーション。現代の東京を舞台に、男子高校生と生きることに不器用な年上の女性の淡い恋の物語を丁寧に紡いでいく。主人公の声を担当するのは、数々の作品で声を担当してきた入野自由と花澤香菜。万葉集や日本庭園などを題材に描かれる、情感豊かな映像に引き寄せられる。

靴職人を志す15歳の高校生タカオは、雨が降るといつも学校をさぼって公園で靴のスケッチに熱中していた。そんなある日、彼は27歳のユキノと出会い、雨の日だけの再会を繰り返しながらお互いに少しずつ打ち解けていく。タカオは心のよりどころを失ってしまったユキノのために、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作ろうと決心する。

雨が好きになる映画。とにかく美しい。

君の名は。』があまりにも話題になっているので、未視聴の新海誠さんの作品を観てみましたが、素晴らしかった…。恋愛に関しては、私は色気がないせいか、ちょっと合わなかったかなと鑑賞後ちょっと凹んだのですが(笑)、とにかく映像美に感動。日本のアニメーションの本気を見ました。自分の語彙が狭くて悲しいけど、素晴らしかったです。

 

ほしのこえ The voices of a different star 

ほしのこえ(サービスプライス版) [DVD]

 (2002,日本)

個人制作でありながらもクオリティの高いフルデジタルアニメーション。制作者の新海誠は本作をMacたった1台で作成したという。長峰美加子と寺尾昇は仲の良い同級生。中学3年の夏、美加子は国連宇宙軍の選抜に選ばれたことを昇に告げる。翌年、美加子は地球を後にし、昇は普通に高校へ進学。地球と宇宙に引き裂かれたふたりはメールで連絡を取り続ける。しかしメールの往復にかかる時間は次第に何年も開いていくのだった。美加子からのメールを待つことしかできない自分に、いらだちを覚える昇だったが…。

『言の葉の庭』 が良かったので、新海誠さんの映像美をもっと観たい…!と思ったら、「ん?!?!?!?!新海…新海誠さん???本当に????新海誠さんで合ってる?????」と思わず二度見してしまった。個人製作であることなどを調べずに観てしまった自分も悪いのだけど、まあ、なんというか、最初の印象は、一言で言うと作画ェ…(^q^)

作画崩壊が衝撃的すぎて最初全然集中出来なかったのですが、観ていくと次第に新海ワールドに引き込まれていく不思議体験。この短い25分間で自分の世界を思いっきり構築しているのは流石。画力は後から付いてくるんですね…(失礼)。でもカメラワークや背景は、やっぱりこのときから素晴らしいです。新海誠ファンは一度は見るべき。

 

リリーのすべて

リリーのすべて ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

 (2016,アメリカ)

『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞したトム・フーパー監督と、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞の主演男優賞を手にしたエディ・レッドメインが、『レ・ミゼラブル』に続いてタッグを組み、世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話を描いた伝記ドラマ。1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ベルナーは、肖像画家の妻ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、自身の内側に潜む女性の存在を意識する。それ以来「リリー」という名の女性として過ごす時間が増えていくアイナーは、心と身体が一致しない現実に葛藤する。ゲルダも当初はそんな夫の様子に戸惑うが、次第にリリーに対する理解を深めていく。第88回アカデミー賞で主演男優賞、助演女優賞など4部門でノミネートを受け、ゲルダを演じたアリシア・ビカンダーが助演女優賞を受賞した。

エディ・レッドメインの演技が本当にすごい。

『博士と彼女のセオリー』のときもそうでしたが、この化物演技っぷりは圧巻です。この人が演ると、もはや演技じゃないんですよ。なりきってるというより、そのもの。憑依型俳優だと思う。こんな人になりたい。

お話も実話を元にしたものだし、胸に迫るものがあります。こういう人がいてくれたからこそ現代の性転換手術があるのだなあと思ったりもして、なんだか感慨深かった。何度も泣いてしまった。

 

劇場版 世界一初恋~横澤隆史の場合~

劇場版 世界一初恋~横澤隆史の場合~ 限定版 [DVD]

 (2014,日本)

中村春菊★大ヒットシリーズのTVアニメ『世界一初恋』をヒットさせたスタッフが再結集して贈る、新作アニメ『劇場版 世界一初恋~横澤隆史の場合~』。同時上映作品には、原作者・中村春菊が新規にストーリーを書き下ろした短編『世界一初恋~バレンタイン編~』が決定!

ずっと好きだった親友・高野政宗に振られ、やけ酒を呷った出版社・丸川書店営業部の横澤隆史。我に返ると知らないホテルのベッドの上。しかもシャワールームから出てきた男は、丸川書店の看板少年誌「ジャプン」のカリスマ編集長・桐嶋禅だった!なぜこんなことに?と慌てる横澤に、桐嶋は「営業の暴れ熊も形なしだな。俺を押し倒そうなんて百年早い」と言い出して…!?

一応註釈しておくと、BL作品。私はあまりNLだのGLだのBLだのは拘りがないので大丈夫なのですが、苦手な方はご注意ください

アニメ放送当時、大ハマりしていたのに、この映画は観ていなかったので。やっと観れました。最早「横澤さんってどなたでしたっけ」レベルになっている私でも楽しめました。笑

最近、こういうコテコテの恋愛ものをしばらく見ていなかったために、コテコテすぎて恥ずかしくなって吹いてしまうくらいの恋愛映画でした、ごちそうさまでした(^q^) すべてを受け入れてくれる桐嶋さんが格好よすぎ。番外編のバレンタインも桐嶋×横澤以外の懐かしいキャラクターたちが見られて楽しめました。アニメに熱が上がってる時期に見たら相当やばいテンションになっていたかも…(笑)

 

おまけ

Filmarks - movie reviews

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私が普段、映画鑑賞記録として使っているiPhoneアプリです(^q^)

一覧でザッと見られるので見やすく、シンプルで使いやすくて、オススメです。

↓こんな感じ。

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