Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

Yufu Blog

ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

【読了本】「流血女神伝」を読み進める【5月まとめ】

f:id:lemonpanic:20210602111528p:plain



読了本

5月は須賀しのぶさんの「流血女神伝」シリーズにハマって、読み進めておりました。


というのもですね、4月に「Kindle Unlimited」で読んだ『帝国の娘』が面白く、読み終わってから実は長編シリーズだと知ってしまったのです(´Д` )


▼『帝国の娘』のレビューはこちら


一応ここでお話は完結しているので、続編を読まなくてはいけないという焦燥感に駆られることもないのですが、私はその後のカリエ(主人公)がどうなるのか気になってしまって、読み進めることにしました。

須賀しのぶ「流血女神伝」

流血女神伝」は番外編、外伝を含めて全27冊の長編シリーズ。

主人公である少女、カリエ・フィーダが中世ヨーロッパ風に描かれた大国ルトヴィア、イスラム国家を思わせる新興国家エティカヤ、改革期のロシアがモデルのユリ・スカナ、そして原始の宗教国家ザカールの間で翻弄されながら、科せられた運命に抗いひたむきに走り続ける波乱万丈の物語。

作者の専門分野とも言える中欧近現代史の知識を背景にした、それぞれの国家勢力ごとに文化、経済、政治の様態が詳らかに描かれている少女向きレーベルの作品としては異色の物語だが、これらのリアリティを伴った設定に大地母神・流血女神ザカリアをはじめとする神々の圧倒的存在を絡めることで、「歴史」と「神話」の交点に揺らぐ世界観の創出に成功している。それぞれの勢力が辿る運命を、「歴史の必然」と言う視点だけでなく「抗えない神々の意志」として描く。
引用: 流血女神伝 - Wikipedia


シリーズ一作目の『帝国の娘』は、「角川文庫」で出版されていて、私はこちらで読みました。


もともとは「コバルト文庫」で少女小説として連載していた作品のようで、一作目以降は、「コバルト文庫」のみの出版のようです。なんでなの。


実はコバルト文庫って初めて読むのでよく分からないのですが、「ライトノベル」の分類になるのかな?


角川から入っちゃったので、最初はイラストがあるのが慣れなかったのですが、読んでるうちに慣れました(笑)



重厚な歴史を感じる世界観なので、少女と言わず、広く色んな方に読んで欲しい作品です。
そういう意味では、角川文庫から出してくれるのは良いですね。


『砂の覇王』全9巻

エティカヤ編。
ルトヴィア帝国を脱出してから、エティカヤで奴隷として売られてしまうカリエの物語。

この作品では、エディアルドは完全に脇役になってしまってあまり出てこなかったのが残念。
遂に「登場人物紹介」のページにすら出て来なくなった時は思わず笑ってしまった。

『天気晴朗なれど波高し。』全2巻

トルハーンとギアスの過去編。

この物語はいわゆる「番外編」にあたります。
「番外編」は、読まなくても影響はないですが、読んだらニヤッとする感じです( ´´ิ∀´ิ` )

にやけながら電車の中で読んでいたので、マスクをしていて良かったと思いました(笑)

『女神の花嫁』全3巻

ラクリゼとサルベーンの過去編。
こちらは、本編に関わってくる「外伝」のお話です。

ラクリゼもサルベーンも「帝国の娘」から出演しているのですが、「あの二人にこんな過去が…!」という内容で、もう一度始めから読み返したくなってしまいました。

さいごに

f:id:lemonpanic:20210603142122j:plain
前回、多読の記事の時に「日本語でも英語でも、何かハマるシリーズが見つかれば」と書いていたのですが、それ以降こんなにハマれるシリーズと出会えるなんて、という気持ちです。

逆に英語の本でハマれるものは見つかっていないので、多読はまたもやなおざりになってしまっています(笑)

コミックス化

ちなみに「流血女神伝」は20年くらい前の作品なのですが、たまたま私が読み始めたタイミングでweb漫画の連載も始まりました。

令和になってコミックス化するのすごい…!

やっぱり人気作品なんですね。何故今まで知らなかったのだろう。
コミックス化を機に、原作を読む人も増えるといいなと思っています!*\(^o^)/*


人気ブログランキング
にほんブログ村 にほんブログ村
にほんブログ村

2020年度末のコンクール結果


昨年度末に行われたコンクール結果を投稿してなかったので(HPは更新していたので、すっかり投稿した気になってました、ごめんね!!)、大分遅れてしまいましたがコンクール結果です٩(ˊᗜˋ*)و



第40回ジュニアクラシック音楽コンクール

作曲ソロ部門 小学中学年の部

Nちゃん(当時小4)がジュニアクラシック音楽コンクールの作曲ソロ部門に出場。


演奏の前にマイクで曲紹介をしないといけないので「弾くより緊張する〜!」と言っていましたが、
全国大会の第5位に見事入賞しました👏( ˆ̑‵̮ˆ̑ )


私はピアノ演奏の指導をしていたのですが、本当に素敵な曲だなと思っていたので、入賞の一報を聞いたときは嬉しかったです。おめでとう!!☺️💗



夏に入賞者記念演奏会が行われるそうですので、たくさんの人にNちゃんの音楽が届くといいなと願っています✨
Nちゃん、おめでとう!!!*\(^o^)/*


ピアノ部門 小学5年生の部

Rちゃん(当時小5)、全国大会で奨励賞でした。おめでとう!!*\(^o^)/*


Rちゃんは母の生徒さんなので、私は時々レッスンしているだけだったのですが、「テクニックもあるし上手に弾けてるけど、拍子感がない……。しかも時々強拍と弱拍が逆になっちゃってるよ。これ、本番までのあと1ヶ月で直せる?」。


今までの弾き方の慣れがあるから、全部やり直すのって相当な苦労とは分かっていたのですが、直せるものなら直した方が良いよ、とアドバイスしていました。


そしたら、すごく努力家で本番までにちゃんと直してきました。


講評にも「拍子感のある演奏」と書かれていたそうです!審査員にも伝わる演奏が出来たって、すごい!
Rちゃん、おめでとう*\(^o^)/*



第11回ヨーロッパ国際ピアノコンクール

自由曲コース 小学3・4年

Mちゃん(当時小3)が全国大会に出場しました。


ドビュッシーの『グラドス・アド・パルナッスム博士』を弾いたのですが、こんなに難しい曲をよく弾けるようになったなと感じています。


私は当日の演奏は聴いていないのですが、
講評を見ると「テンポがあせらないように」と書かれていたので、緊張で焦って弾いてしまったかな?
テンポが慌てないようにっていうのは慣れもあるので、これから色々経験を積んでいってくれるといいなと思います。

どんな時でもペースを保って弾くというのは難しいですよね。誰にとっても永遠の課題。


今回は惜しくも賞には入りませんでしたが、点数も良かったので、結構良いところまで行ってたのではないかなー…と勝手に思うことにします。
また頑張りましょう!!💕

さいごに

年度末ぎりぎりまで、皆ほんとうに頑張ってくれました。


本番では緊張して思うように弾けなかったりなど、色々なことがあるけれど、すべて自分の糧になるから、これからも頑張っていってほしいです。

ピアノ以外の功績

ちなみになんですけど、Rちゃん、今月号の「りぼん」に投稿したイラストが掲載されました。

すごくない…!?!?
上手すぎて感動しました。意外な才能にびっくり。こっちの仕事も出来るじゃん…!

本人が奥床しくて、周りの誰にも言っていないというので、私が代わりにここで宣伝します(笑)
私は小学生ぶりに「りぼん」を買ったのに『アニマル横町』の連載が変わらずに続いていて感激した…


よかったら実際に見てあげてください*\(^o^)/*


みんな色んな才能があって素晴らしいことだなあ。


それでは、また次の記事でお会いしましょう!
最後までお付き合いいただき、有難うございました。





人気ブログランキング
にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村