Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

演奏のお仕事レポート🎹🎶

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本番がひと段落したので、ここ数日で人前で演奏させていただいたレポートですᙏ̤̫🎼



ピアノ発表会でゲスト出演



伯母のピアノ発表会で、ゲストピアニストとして今年も呼んでもらいました。
今年は情熱的な真っ赤なドレスにしました🐱💖




昨年は「近現代を!」とのリクエストだったので、カプースチンとソンドハイムの編曲ものを弾いたのだけど、
今年は「どクラシックを」とのご指示だったので「何を弾けば『ど』クラシックになるのだろう…(笑)」と若干不安に思いつつも、ブラームスのピアノソナタ 第3番を弾きました。


今回、ブラームスを弾くにあたって、ブラームスについて描いてある書籍や漫画を読んだのですが、
このピアノソナタを書いた20歳ごろのブラームスって、若々しくて、ちょっと可愛らしいですね。

というのも、夢や希望に燃えていて、でも自分のスタイルをまだ模索している時期。
もちろんこの頃から自分が納得するまで追求する超完璧主義な性格もあるんだけど、楽譜をじっくり見ているとかなり細部にわたって書き込みがあって、彼の作品への情熱が見えました。今回、練習のとき楽譜を見る度に新しい発見があって、彼の猛烈なこだわりを感じました。

あと、彼がお世話になった作曲家シューマンならこの部分を好きそうだなとか、褒めてくれそうだなとか、そういうのを勝手に妄想しながら練習するのが楽しかったです(笑)


ブラームスはピアノソナタを3曲しか書いていないんです。
何故かというと、彼はベートーヴェンをとてもリスペクトしていて、ベートーヴェンの作った32曲のピアノソナタが、ピアノソナタの中で最高と位置づけていたんです。

なので、ブラームス自身がピアニストであったにも関わらず、ピアノソナタを制作するまでに時間が掛かったし、3曲までで作曲を辞めてしまったのも、ベートーヴェンへの想いがあるからなんです。
最後のソナタとなったこの第3番もベートーヴェンの影響を色濃く感じます。そういう、大好きなものがある人って、なんだか可愛いと思ってしまう。

曲想自体は別に可愛くもなんともない、重々しい曲なんだけれど(笑)、そういう若いブラームス青年の純粋な部分、熱い部分も表現できたらと思って演奏しました。


音楽の授業でゲストピアニスト


写真がないので、発表会の打ち上げで食べたサラダを(笑)



発表会から二日後の今日は、インターナショナルスクールの音楽の授業でプロのピアニストとして紹介してもらいました。

お話をちょっとして、Q&Aコーナーをして、ピアノ演奏🎹🎶


当日朝まで何を弾こうか悩んでましたが、

  • ドビュッシー『西風の見たものは』
  • 湯山昭『アレグロジェットコースター』
  • 田中カレン『きりん』『おおぐま こぐま』

の4曲を弾きました。

選曲基準は、たくさん色んな想像が広がる曲目( Ꙭ)✨

風が近づいてきた、遠くで暴れてるな、とか、ジェットコースターが猛烈な勢いで上ったり下ったりする様子、星座が夜空にきらきら輝く様子など、子どもたちのイメージがたっぷり広がると音楽も更に楽しくなるんじゃないかなと思って、心を込めて弾きました☺️💖



プロピアニストとしての紹介がこんな奴で大丈夫なのだろうか…とも思いましたが(笑)、
演奏が始まるとみんなが手元が見える位置にワーっと移動してきたり、食い気味にたくさん拍手してくれて、喜んで聴いてくれたので良かったです。私も楽しかったなあ♪
とっても良い機会をいただけて、音楽の先生に感謝の気持ちでいっぱいです。


オファーを受けたのが先週で、あわてて準備した割に、我ながら落ち着いてよく弾けたと思う!( ˊᵕˋ ;)笑


とりあえず本番がひと段落したので、新しいレパートリーや持ち曲など、また少しずつ増やしていけたらなと思います。





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