Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

5月の読了本:4冊

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5月は4冊読めました*\(^o^)/*

軽めのものが読みたい気分が続いているので、どれもライトに読める本ばかりです♪



読了本

佐藤雅彦•菅俊一•高橋秀明『ヘンテコノミクス』


行動経済学まんがヘンテコノミクス /マガジンハウス/佐藤雅彦

人は、なぜそれを買うのか。
安いから? 質がいいから?
否。そんなまっとうな理由だけで、人は行動しない。
そこには、より人間的で、深い原理が横たわっている。
この本には、その原理が描かれている。
漫画という娯楽の形を借りながら。


雑誌「BRUTUS」の人気マンガ連載「ヘンテコノミクス」がついに単行本化!
いま最も注目されている学問「行動経済学」の理論がサザエさん並みに楽しく学べる唯一無二の一冊です!


数年前にSNSで見た投稿に「小学1年生の息子がこの本にどハマりし、行動経済学の知識を披露して、祖父母に大変驚かれた」というものがあり、「へぇ〜、小学生でも読める行動経済学の本があるのか」と印象に残っていました。

しかし、その時にタイトルや作者をメモしなかったので何の本か失念していたのです。。。。

そこへ最近、別の方が【最近読んだ本】として紹介しているのが目に留まり、見覚えのある表紙に「それだーーーーーー!!!!」と、今回は忘れない内に手に入れて読みました😂


「行動経済学」をマンガで説明してくれているので、知識ゼロでもすらすら楽しく読めます。
「こんな行動にも名前があったのか」とか、普段お買い物するときに陥りがちな行動も認識出来て、すごく分かりやすく、面白かったです◎:)!

 

永井みみ『ミシンと金魚』


ミシンと金魚 /集英社/永井みみ

【第45回すばる文学賞受賞作】
【第35回三島由紀夫賞ノミネート】
【ダ・ヴィンチ編集部が選ぶ今月の絶対外さない!“プラチナ本”(2022年5月号)】

花はきれいで、今日は、死ぬ日だ。
暴力と愛情、幸福と絶望、諦念と悔悟……認知症を患う“あたし”が語り始める、凄絶な「女の一生」。
選考委員絶賛! 圧倒的才能が放つ衝撃のデビュー作。

あっという間に読了。
認知症のカケイさんの一人語りがリアルだったけど、著者はケアマネージャーさんとのこと。

老いること、死ぬことについて考えさせられる内容でした。

デイサービスで子供だましな遊びをさせられているときの、カケイさんの心の声が、個人的にはすごく印象的でした(´^ω^`)

いいじゃないの、それでも。
みっちゃんたちが、いっしょうけんめい苦心惨憺してお膳立てしてくれてんだから。すこし馬鹿なふりしてやってれば。

老人ホームって、もしかしたら大人になってから入る第二の幼稚園なのかなって気がしました。(子どもの頃、幼稚園に馴染めなかった人間)

 

瀧本哲史『ミライの授業』


ミライの授業 /講談社/瀧本哲史

学校は、未来と希望の工場である──。そしてきみたちは魔法を学んでいる。ベストセラー『僕は君たちに武器を配りたい』の著者が全国の中学校を訪れて開講した特別講義「未来をつくる5つの法則」のエッセンスを凝縮した一冊。未来を生きるすべての子どもたちに、そして今を生きるすべての人に贈る、筆者著作活動の集大成!

これは面白くてとても良い本だった…!
たくさんの人に読んで欲しい。年代関係なくおすすめです◎:)


著者の瀧本哲史さんは、東京大学法学部のご出身で、現在は京都大学産官学連携本部イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門客員准教授……と思ったら、なんと2019年に47歳という若さでお亡くなりになっていたそうです。この記事を書くために調べて知り、大変ショック。。

2015年、私は全国の中学校を飛び回った。超難関として全国にその名を轟かす兵庫県の灘中学校や、福島第一原発事故の影響で避難生活を余儀なくされている福島県飯舘村立飯舘中学校など、さまざまな中学校を訪ねた。
目的はひとつ、未来に生きる14歳のきみたちに、特別講義を届けるためだ。
 中学生向けの講義だからといって、レベルを落としたつもりはない。本講義の根底に流れるのは、ふだん私が京都大学の学生たちに向けて語っているのと同じテーマであり、問題意識だ。


『ミライの授業』は14才に向けて書かれたというだけあって、非常に読みやすかったです。大人が読んでも勇気をもらう内容でした。


様々な偉人の人生が簡潔に紹介されているのも、非常に分かりやすく勉強になりましたた。 雑学の知識を得るのにも良い本。
伊能忠敬が50歳から学問を始めたなんて知らなかったし、ベアテ・シロタ・ゴードンさんという方が日本国憲法に「男女平等」の項を起草されたというのも知らなかった。


色々な人物がいて、色々な人生があって、そんな大きな時間の流れのなかに自分が生きているのだなあと感じました🙏
短い人生で、自分に一体何が出来るのか分からないけれど、日々を大切に、一生懸命生きていこうと思います。

 

菅野雪虫『天山の巫女ソニン⑴黄金の燕』


天山の巫女ソニン 1 /講談社/菅野雪虫

選考会満場一致!講談社児童文学新人賞受賞。
日本児童文学者協会新人賞 ダブル受賞作品


長年の修行のかいなく、才能を見限られ天山から里へ帰された、落ちこぼれの巫女ソニン。ある日ソニンは、沙維(サイ)の王子イウォルが落とした守り袋を拾う。口のきけないイウォルに袋を手渡した瞬間、ソニンはイウォルの“声”を聞いてしまい――。不思議な力をそなえた少女をめぐる、機知と勇気の王宮ファンタジー!


ファンタジーが読みたいけど、長編シリーズを読む気力は無いな…と探していたら、たまたま見つけた作品。
シリーズ全5巻ですよ!良い!!
ちなみに私は単行本の方で読みました🙋‍♀️📕


さすが児童書、読みやすくて一晩で読みました。面白かったです。


その人にはその人の能力を発揮できる場所が必ずあるという話かな?
です・ます調」で、なんだか昔話調というか、子供用の仏教入門書みたいな印象を受けるので(伝われ)、その文体に慣れれば楽しめると思います。


あと「江南(カンナム)」という地名があるのですが、これが出てくる度に頭の中で「カンナムオンニ〜♪」と歌が流れてしんどかったです。(どうでもいい)


ストーリーは、なんとなく流血女神伝シリーズ』から色んなものをこそいで、やさしくしたみたいな話でした(伝われ パート2)。
もっと深掘りしてほしいことも沢山あったけど、それはこれからなのかな。続きも読もうと思います!



さいごに


実は5月中旬から、ずっとサボっていた英語多読の方もすこしずつ再開しております。

180万語から止まっちゃってるので、1,000万語目指してまた頑張りたいです。今年中に200万語までは行きたいな…(弱気w)

そちらも近い内に近況報告が出来ればと思っております。
最後までお付き合いいただき、有難うございました☻✰⋆︎*


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