Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

3月の読了本:4冊

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読了本

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先月は4冊読めました⸜( ◜︎࿀◝︎ )⸝📚ワ-イ!

須賀しのぶ『また、桜の国で』

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ショパンの名曲『革命のエチュード』が、日本とポーランドを繋ぐ!それは、遠き国の友との約束。

第二次世界大戦勃発。ナチス・ドイツに蹂躙される欧州で、〈真実〉を見た日本人外交書記生はいかなる〈道〉を選ぶのか?

世界を覆うまやかしに惑わされることなく、常に真実と共にあれ。


第4回・高校生直木賞受賞作。
この本に関しては記事を書いているので、そちらをご参照ください…と言うと簡単になってしまうのですが(笑)

第二次世界大戦、ドイツに侵攻されたポーランドを描いた話で、この時期に読むからこそ、いろいろ考えさせられることも多いと思います✨🕊

それと前回の記事には書かなかったけど、「罅(ひび)」「箍(たが)が外れる」など、長年知っている言葉なのに初めて見る漢字が多く(しかもルビ無しだった…!)、大変勉強になりました🙏


 

三浦しをん『のっけから失礼します』

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雑誌『BAILA』好評連載に5本の書き下ろしを加えた、自称「構想5年(?)」の超大作。
ありふれているのに奇想天外な日常が綴られる三浦しをんワールド炸裂の抱腹絶倒エッセイ集。


『また、桜の国で』が重い内容だったので軽い本が読みたくなり、「エッセイでも読もうかな。エッセイと言えば…三浦しをん氏だろうか。三浦しをん氏のエッセイは読んだことないし丁度良い機会かも」と手に取ったら、予想以上に軽すぎて一瞬で読み終わりました\(^o^)/

文楽の話も良かったし、個人経営の本屋さんの話も好きでした( *´꒳`*)


 

井上 見淳『真宗悪人伝』

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善信房親鸞、熊谷直実、弁円、慈信房善鸞、唯善、蓮崇、顕如、教如、智洞、金子大榮。
浄土真宗の歴史を語る上で欠くことのできない彼らは、いずれも当時、「悪人」と自認または評されていた。
彼らは、いかにして「悪人」だったのか?
真宗史に輝く、「悪人」たちの物語!

浄土真宗本願寺派の季刊誌『季刊せいてん』に連載していた人気コーナーを加筆修正し、各人に関わるコラムも付した初の悪人評伝!


朝日新聞の記事(以下のリンク参照)に「執筆の根底には、人に分かりやすく伝えたい、との思いがある。」とあった通り、無知な私でもすらすら読める、やさしい語り口の本でした。

物語調で書いてあるので、情景が想像できて読みやすいです。
仏教入門にとても良いです。おすすめ!🙏✨


 

ミヒャエル・エンデ/大島かおり『モモ』

なんとこの本だけ写真撮り忘れた。(凡ミス) (速攻で図書館に返しちゃった)

愛蔵版で読んだので新鮮でした。
単行本より小さくて、文庫本より大きい。“ましかく“に近い形が意外に手馴染みが良くて好きでした。
HBxWA5やクオバディスの正方形の手帳サイズにときめく人には愛蔵版がおすすめ。(何の話)

以下、あらすじですƪ(•̃͡ε•̃͡)∫ʃ

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。


1974年のドイツ児童文学賞受賞作。
知らなかったけど、ミュージカル化もしている作品なのですね。

「子供の頃、気になっていたのに読まなかった」という印象がずっと残っていて、ようやく読めました。

大人が読むべき児童書という感じ。せかせか生きたくないなあ、いつも心を豊かにしていたい、と感じました。
ずっとモモの身を案じていた心優しいベッポじいさんが好きだったなぁ(*´ω`*)面白かったです…!

さいごに

2月は1冊も読めなかったので、3月は4冊も読めて、とても嬉しい◎:)

読書欲がふたたびわき上がっているので、この勢いで読みたい本をいろいろ読んでいけたらいいなと思います♪

▼1月の読書記録はこちら



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