Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

1月の読了本:3冊

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1月の読了本

私が今年やりたいことのひとつに「iPadのお絵かきアプリを使う」というものがあるので、今回はちょっと写真にデジタルで落書きしてみました。

と言ってもアプリの使い方が分からず、iPadに始めからついている「写真」アプリの「マークアップ」機能で書いています😂😂

少し見づらいかもしれませんが、お付き合いいただけると嬉しいです(◍′◡‵◍)♫

ひのまどか『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 チャイコフスキー』

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今年1冊目の読了本。


ひのまどかさんの著作を拝読するのは、『バッハ(音楽家の伝記 はじめに読む1冊)』、『ハイドン―使い捨て作品と芸術作品 (作曲家の物語シリーズ)』に続き、今回で3冊目です。

昨年、友達と「チャイコフスキーの死因は何か」という話題で語り合ったことがあったので、今回はチャイコフスキーをチョイスしました☺︎★⋆︎*

児童書なのでサラッと読みやすく、数時間で読み終わりました。子どもにも大人にもオススメです!


作曲家の伝記で何がオススメかと問われた場合、これを真っ先に選ぶかと言われたら、否だけど。
というのも、ベートーヴェンのように病気に苦しんだり、親や兄弟に生活を苦しめられることもなく、ショパンやラフマニノフのように政治的な問題で祖国を追われることもなく、バッハのように作品が認められないということもなく、かと言ってリストのように派手で女性にモテまくったとかでもない(知らんけど)のですよね。
ドラマ性がある人生か、というと、別に……(笑)

支援してくれる師・友人・家族・スポンサーに恵まれて、金銭的にも余裕があり、常に創作意欲がわき作曲に打ち込むことが出来て、生きている間に作品が国内外から評価されるって、めちゃくちゃ良い人生では???と思います。

周りの人々に恵まれているところを見ると、チャイコフスキーの人柄も良かったのかしら。
もちろんこの本に書かれていることは、チャイコフスキーの人生のほんの一部ではあるけれど、生まれた時代も良かったのかもなあ…と、読後感じました。

 

藤本ひとみ『皇妃エリザベート』

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ハプスブルク家に嫁いだゾフィーを主人公にした須賀しのぶさんの『帝冠の恋』が面白かったので、続きが気になり、今回はエリザベート(愛称シシィ)が主人公の物語を読みました(っ˘ω˘c )♡


須賀しのぶ『帝冠の恋』

エリザベートは、ゾフィーの息子であるオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフの妻です。

感想としては、自分がゾフィーから入ったのもあるけど、エリザベートのことは好きになれなかった……orz
ついでに言うと、夫フランツ・ヨーゼフもあんまり好きじゃなかったです。私たちのマクシミリアンにあんな態度を取るなんて許さん🔥🔥

ミュージカルを観ると印象がまた変わるのかしら。
ネット上のコメントを見ている印象だと、エリザベートのファンからは、姑ゾフィーは「意地悪ババア」だと思われているっぽいけど、そりゃあこれは、、ゾフィーも怒るわよ、、、
ハプスブルク家のことも、ゾフィーのこともリスペクトしてない態度なんだもん……まずリスペクト有りきじゃない?

とにかくフランツ・ヨーゼフとエリザベートが、夫婦として合わなすぎる気がする。
この二人は結婚しなければもう少し上手くいったんじゃないかな〜〜。国も家庭も崩壊していくなんて悲しすぎる。

お互いに惹かれあって結婚するも、宮廷でうまく生きられず、美の追求に勤しんだり、詩作に励んでみたり、旅をしたりと、アイデンティティを模索した人生だったようです。
皇后にならなければもう少し幸せになれたのではと、どうしても思ってしまう。
あとどうでも良いけど、シシィが美容のために「牛肉パック」なるものをしてたんだけど何だろう???
牛肉を顔に?? 逆に危なくない??「牛乳」の打ち間違い???笑



久々に400ページ超えの分厚い単行本を持ち歩く日々でしたが、文章が読みやすく、想像しやすく、素敵な読書体験でした。
藤本ひとみさんは歴史ものを沢山書いていらして、信頼が厚い!他の作品も読みたくなりました₍₍ ᕕ(´ ω` )ᕗ⁾⁾♡

 

鳥居明『図解よくわかる過敏性腸症候群でもう悩まない本』

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ここのところ、電車のなかで猛烈に腹痛に襲われて苦しんだり、食後すぐに腹痛が来ることがありました(´・ω・`)

ネットで検索していたら「過敏性腸症候群」というワードをよく見かけたので、何か助けになればと思って読みました。

タイトルから連想するように「こうすれば改善するよ!」みたいな内容ではなくて、この病気がどんなものか、病院ではどんな治療法があるかという紹介がメイン。
自分一人で悩まず、病院で相談することを勧めてくださっています。

見開き2ページで話がまとまっていて、字も大きく図も多いので、コラムのようにサラサラっと読めます。
こういう本を読むときって、大体体調が悪くて余裕がないときだから、このような気遣いのある本の作り方をされてると有り難いなあ…とつくづく感じます。

治療法が色々紹介されているので、病院に行ったときに参考に出来そうな本です★★★

さいごに

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今のところ新年が明けてから意欲に溢れていますので、今月はまあまあ読書出来ました!
気分屋な人間なので、たぶんこれから読了本の数はドッと下降するときがあると思いますが、よろしくお願い致します(笑)

手書きの画像は、皆様いかがでしたか…?
個人的には楽しかったので、また余裕がやればやってみたいと思っております٩( 'ω' )و

それでは、最後までお付き合いいただき有難うございました!良い週末を!


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