Yufu Blog

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ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・伴奏者・ピアノ講師の芦谷ゆふのブログです♪

12月に読了した本:3冊

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さてさて、すこし早いのですが今月の読了本のまとめ。

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先月は【小説を読む】がテーマでしたが、
今月は、『知的なものを読んでいこう』など色々と考えた結果、最終的に【もういっそ好きなものを気楽に読む】がテーマでした(^q^)

身の丈に合わないことはしない(笑)





気楽〜に楽しく読めるものばっかりです。
では、早速ご紹介!





ルイス・サッカー『道 ROAD

道

全米350万部突破『穴』のもうひとつの物語

前作『穴 HOLES』では、無実の罪で矯正キャンプへ送りこまれたスタンリー・イェルナッツ。やさしすぎて気の弱い、いつでも踏んだり蹴ったりの、でも、だからこそ、最後には運命を大逆転した男の子。高校生になったスタンリーが、いばらの道の踏み越えかたを、キャンプ暮らしをふりかえりつつ、教えてくれます。答えをではない。いかに考え、選ぶかを。きれいごとはいっさい抜き。ただしユーモアたっぷりに―。


なかなか面白く読めました(^q^)


矯正施設グリーン・レイク・キャンプから、生き延びるための術を学ぶ本ですね。
サバイバルクイズは、自分は不正解を出しまくったというか、やはり思い切った行動が生き抜く秘訣なんだな…と、普通に勉強になりました。私はどうしても当たらず障らずな言動をしがちなんだなあ(笑)
私は、底に穴の空いた水筒の問題が好きでした。キャンプで水筒の底に穴が空いてしまったら、皆さんならどうします?


つかないテレビを延々と見続ける話も楽しかったし、改めて読んでみると、X線という男の子がこんなにも賢かったんだなあ、と。また『穴』を読み返したくなってしまった。


スピンオフ作品が『歩く』というタイトルでまた別にあるそうで、そちらも気になるのですが、何故かそちらだけ訳者さんが幸田敦子さんから金原瑞人さんになっているみたいです。



石川博品『ヴァンパイア・サマータイム

ヴァンパイア・サマータイム (ファミ通文庫)

このまま、君と、灰に。

人間と吸血鬼が、昼と夜を分け合う世界。山森頼雅は両親が営むコンビニを手伝う高校生。
夕方を迎えると毎日、自分と同じ蓮大附属に通う少女が紅茶を買っていく。
それを冷蔵庫の奥から確認するのが彼の日課になっていた。
そんなある日、その少女、冴原綾萌と出会い、吸血鬼も自分たちと同じ、いわゆる普通の高校生なのだと知っていく。
普通に出会い、普通に惹かれ合う二人だが、夜の中で寄せ合う想いが彼らを悩ませていく……。
夏の夜を焦がすラブストーリー。

宮木あや子さんの『校閲ガール』に出てくる作中作、是枝是之著の『犬っぽいっすね』を読んでいたら、なんだか石川博品さんの衝撃のデビュー作『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』を連想してしまい、久しぶりに石川博品さんの作品を読みたい熱が高まり、手に取りました(*ノωノ)


耳刈ネルリシリーズしか読んだことがなかったので、ついぶっ飛んだイメージを抱きがちだったけれど、ネルリシリーズ後半を想起するような、とろけるような恋愛小説でした。面白かったです。


ただ、自分が校閲モードになっちゃってる所為か、変な間違いがあるとやけに気になってしまいました。電子書籍版のみの間違いなのか、何なのか、割と多かったです。勿体無いなあ。
石川博品さんだから、もしかしたらわざとか?と疑ったけど(笑)、なんだかそういうわけでもなさそうだし、よくわからんです。
あと、ちょいちょい古い日本語みたいなのも出てくる。これはわざとだと思うけど、あえてそこでその言葉をチョイスする必要あるかなって気はちょっとしました。生意気にすみません。笑
でも、そういう言葉を取捨する石川博品さんが好きなんだ。


私は正直、ネルリシリーズの方が好きだったけれど、吸血鬼と人間の恋って、NYと日本での遠距離恋愛から、遠距離を引いたような感じだなあと思いました。
NYと日本って、ちょうど半日ずれているんですよ。こちらが朝なら向こうが夜で。わかりにくいですかね。
距離がない分、日米間での恋愛より良いかも。


私はヒロインの冴原よりも、友達の影宮の方が好きでした。私のイメージの影宮は、切符さんのイラストよりもクールで大人っぽくて、涼しげな目で、もっと痩せている。


ちなみに、続編を石川博品さん御自身がブログで公開されているので、そちらから読めるみたいです。私は、まだ読んでいないけれど、いずれ読む予定。




太田直子『字幕屋に「、」はない (字幕はウラがおもしろい)

字幕屋に「、」はない (字幕はウラがおもしろい)

万国の字幕派よ、団結せよ!
字幕屋稼業30年、オオタ氏の嘆き節、ボヤキ節炸裂。字幕翻訳の苦労を知ると映画がもっと楽しくなる!映画ファン、字幕派におくる痛快エッセイ。

面白かった。太田さんのユーモア満載で、軽快爽快の、楽しい文章。
『校閲ガール』を見たり読んだりした*1後なので、ちょっと校閲モードで読んでしまったけど(笑)、普段そんなに注目されない字幕翻訳者の苦労が垣間見れて楽しいし、今後は字幕映画観るときにもっと楽しくなりそう。


1秒4文字に収めるって大変だなあ。
人名などは例外の場合があるみたいだけど(「ストラヴィンスキー」とか)、そういうのを考えて見ると、確かに字数オーバーしてるCMなんかは沢山ある。英語字幕の場合はどうなのかなって、ちょっと気になった。
予告と本編の字幕の違いも納得。たまに予告と違う台詞だなあと感じることがあったけど、そういう理由からだったんですね。


日本語も沢山知ってなきゃいけないし、大変そうだけど面白そうなお仕事だなあ。素晴らしい👏( ˆ̑‵̮ˆ̑ )




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*1:ドラマと原作小説