Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

2019 上半期に読了した本

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1月分は別の記事にまとめてあるので、2月以降の読了本をまとめたいと思います。

ここ数ヶ月は──自分でも驚いたのだけれど──本を一冊通して読むという気力がなくて(たぶん薬の副作用による無気力と眠気とだるさによる)、こんなに時間があったのにも関わらず、半年ほどで4冊というガッカリさ加減です。


でも先週はクリムト展にも行けたし、自分としては、体調は一歩前進した感じ。クリムト展のおかげで、知的好奇心もめきめきと出てきました。またちょこちょこ読んでいきたいです。


ということで、上半期はさっと読める実用本のみの読了になります。



池下育子『子宮を温め健康になる25の習慣』

子宮が冷えると、血流・老廃物が滞り、病気を招きます。ベテラン専門医が教える25の習慣。

とても分かりやすく、簡潔に書かれてあって読みやすかったです。

とにかく冷えるとよくないそうなので、冷え性を改善しようと思った、、(^ω^三^ω^)

漢方の解説や、オススメのストレッチ法などもあって、かなり参考になりました!◎

そしてそのストレッチは、この本を読んだ数日後に放送されていたあるテレビ番組で、たまたまモデルで女優の水原希子ちゃんが「ヒップアップのために」とやっていて、体を温めるだけでなく、美容効果まであることがわかった(笑)


日本の仏研究会『イラストでわかる日本の仏さま』

イラストで日本の仏さまのキャラクターが楽しくわかるフルカラー事典
お寺に行って、この仏さまはどんな性格で、ご利益があるのだろうと思ったことはありませんか? 仏さまの名前がわかっても、その詳しいキャラクターはわからないもの。それがわかるとお寺に行くのが楽しくなります。

可愛いイラストでわかりやすくて、旅行前夜、寝ようと思ってたのについ一晩で読んでしまった本。

仏閣巡りするときなんかに携帯すると、かなり役立つし、見方が変わると思います。おすすめ( • ̀ω•́ )✧



中嶋恵美子『あきらめないで!ピアノ・レッスン 〜発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ〜』

飽きっぽい生徒も、みるみる夢中になる!ある日、教室にやってきた発達障害のお子さん。試行錯誤のうちに編み出した独自のレッスン方法が評判を呼び、全国から問い合わせが殺到!「本当に役立つピアノ指導の手引き」、待望の書籍化。

実は発達障害の生徒さんを教えた経験はあるんだけど、最近思いもかけなかった人が「発達障害かもしれない」と言うので疑問に感じ、発達障害の人はどういう特性があるのかなと、手に取ってみた。

今まで自分がやってたことは間違ってなかったんだなというか、「あ、これ普通にレッスンでやってる!」というようなこともいくつかあった。障害の有る無しに関わらず、その子の目線に合わせてレッスンすることの重要性を再認識した。

今自分はこういったことで悩んではいないけれど、例えば“こういうことが出来るようになるにはこのくらいの時間がかかる”、“細かいプロセスに分けてあげる”など、数々の実践による経験が載っているので、今後役に立つときが来るかもしれないと思うし、そういう時が来たらまた手に取って参考にしたい。



大野眞嗣『「響き」に革命を起こすロシアピアニズム~色彩あふれる演奏を目指して~』

現在世界中で、ロシアピアニズムの流れを汲んだピアニストが活躍している。ではロシアピアニズムとはいったい何なのか?その特徴は?奏法は?約30年にわたりロシアピアニズムを研究してきた著者によるロシアピアニズム入門。口コミが口コミを呼ぶ超人気ブログ「大野眞嗣ロシアピアニズムをつぶやく」より大幅に加筆・修正をしたピアニストに衝撃を与える一冊!

最近ロシアンメソッドが流行っていて、色んなところで見かけるんだけど、テキストや動画を見てもいまいちよく分からず、大野先生がこの本を発売されたと広告で拝見して、楽器店で即購入した。

やっぱ文章で色々言われても難しいな(笑)
というのが率直な感想。

自分は今まで多くの先生に師事してきて*1、色んな国の色んな先生の奏法や身体の使い方をいいとこ取りして演奏・指導しているので、それをカテゴライズするのは難しいんだなと思った。

結局、「ロシア奏法」と一口に言っても、ロシア人が皆同じ奏法で弾いているわけではないし*2、「ロシア奏法」の中にも4流派程あるそうで、まるで知らない者が読む分にはちょっと右から左の部分も少なからずあった(笑)

自分は、アルゲリッチの先生が提唱されていたという奏法も習ったことがあるので、それが即ちロシア奏法に通ずるんだろうか、とも思っていたけど、そうでもないような気がする。結局何を以って「ロシア奏法」と呼べばいいのか、カテゴライズの定義はよくわからなかった。途中でちょっと考えるのが面倒くさくなって「結局のところはどんな奏法だろうと、弾ければいいのよ」とか思っちゃってごめんなさい(笑)

でも一つ成程と思ったのは、ロシア奏法以外は指の関節で止める奏法で、角度が決まってしまうから同じ角度でしか弾けない、腱を鍛えると、どんな角度でも演奏出来るようになる、というところかな。別にその時々で自分で判断して、関節は調節すれば良い話だとも思うけれど。

色々な先生の話を拝見するのは、勉強になります。同じことをしていても、違う側面から解説してくれたりするし。
私はやはり、ひとつの奏法にそんなに傾倒せず(軸はあるけど)、そこに良いところをどんどん足して作って、伝えていきたいなと思うのでした。


【Yufu Piano Studio】
生徒さんは随時募集しています♪
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Yufu Ashitani Official Website : Yufu's Studio : Lesson


★★★ 演奏会情報 ★★★

2019/7/14(日) 14:00〜
西東京教会 入場無料

歌とピアノのコンサートを開催します。
お越しの際は事前にご連絡頂けますと私が喜びます。
お誘い合わせの上、お気軽にお越しください♪

⇨詳細はこちらをご覧ください☺︎⇦


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*1:師事した先生はYufu Ashitani Official Website : Biographyを参照。

*2:実際、私もロシア人に師事していたけど、それらしいメソッドは習わなかった。