Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

5月 読了した漫画:38冊

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平成最後の五月が終わってしまった。

『となりの怪物くん』『午前3時の無法地帯』『のぼさんとカノジョ?』『最遊記』の4作品を読み終わりました(^ω^三^ω^)


毎度のごとく、読んだ順です。どうぞ〜=͟͟͞͞ʕ•̫͡•ʔ




眉月じゅん『恋は雨上がりのように』①

橘あきら。17歳。高校2年生。
感情表現が少ないクールな彼女が、胸に秘めし恋。その相手はバイト先のファミレス店長。ちょっと寝ぐせがついてて、たまにチャックが開いてて、後頭部には10円ハゲのあるそんな冴えないおじさん。海辺の街を舞台に青春の交差点で立ち止まったままの彼女と人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす小さな恋のものがたり。

アニメを今年入ってから見たので、漫画も久々に再読。

漫画を初めて読んだときは「面白いな〜!」と思ったけど、アニメの記憶が新しく、面白かったので、今回はアニメをなぞるように読んだ(^q^)


ろびこ『となりの怪物くん』⑪-⑬(完)

近年稀に見る良い終わり方だった(^ω^三^ω^)


もうこれは大好きな作品だなあ。ほんとに。
最終巻を読み終えたときの興奮たるや言葉にできない。

優山と春、兄弟それぞれの寂しさや苦悩、これまでモテすぎて友人を失ってきた男嫌いの夏目の悩み、
実は色々我慢してきた雫の欲しかったもの、ヤマケンの恋愛模様、ササヤンの中学での友人関係の話と高校での恋愛奮闘ぶりなど、
どれもこれもエピソードが愛しい。ぎゅっとしたくなる。

ちょっと個性的なキャラクターたちばかりなんだけど、不思議とどの子にも共感できる部分がある。
そして、それぞれが馴れ合わずに自分の道を貫いてるのが素敵。(夏目はアレだけど、彼女はそれがアイデンティティだからまあ良し。笑)

10巻終わり〜11巻始めの、雫が自分の気持ちを春にぶつけるシーンが好きで、10巻は二回読んだ。
自分の中の嫉妬、どろどろした想いを彼に伝えてしまって、こんなこと言いたいんじゃないのにって泣くんだけど、春が全部笑って、こんなことで嫌いになったりしないって受け止めてくれるシーン。春好き。
この春くんは、菅田くんに似合ってると思うね。きっと映画にもこのシーンはあると期待する。

実は本編は12巻までで、13巻は番外編なんだけれど、
こういうのによくありがちな蛇足感や、読者に媚びて流されてぐだぐだになってたり…とかが全然ない。
最後まで丁寧だし、最後まできっちり面白い。最高。

ササヤンサイドから見た過去話も面白かったし、優山大好きな春も愛おしかったです。
優山は女の人が苦手なのに、ヤマケンは優山がモテると思い込んでるのも笑えた(^q^)

『となりの怪物くん』はマジでオススメの漫画(^ω^三^ω^)
好きオブ好き!


ねむようこ『午前3時の無法地帯』①-③(完)

イラストレーターを夢見るももこが就職したのは超多忙なパチンコ専門のデザイン事務所!!
ヤクザまがいの営業や、夜中についつい脱いじゃうデザイナーなど、社員はちょっと…いや、かなり個性的!! 徹夜続きで家にも帰れず、充満するタバコの煙のなか女子力は下がる一方…。「あたし何でここにいるんだろう―?」?
話題沸騰のねむようこ人気作!!

10年くらいずっと気になってて、やっとちゃんと最後まで読めた(^q^)

読み終わって気がついたけど、全3巻で2回も失恋するってすごい。恋多き女。
私が主人公だったら、3巻経ってもまだ一つの恋すら始まってないと思う。笑

途中「何だとうう!?!?」みたいな展開も挟んで、色々思うこともあったけど、とても面白かった(^ω^三^ω^)

おまけマンガの「土下座と思いきや三点倒立」が地味にツボでした(ノ∀`)



yoha『さよなら恋人、またきて友だち』

“皆が妊娠させたい男子”一目で押し倒したいと思った相手、そこに愛は芽生えるのか。
――閑静な田舎町に訪れた転校生・カナエを見た瞬間、クラス全員が彼を押し倒したいという思考に捕われてしまう。それは彼の特異体質による拒絶不可能な誘惑だった。クラスのリーダー的存在であるオウギも自分のモノにしたいと思いながら、自身の意思に関係なく周囲を欲情させるカナエを守り続けるが、ついにクラスメイトに襲われてしまい…!?

BL漫画。

海外発祥のオメガバース(Omegaverse)という設定のものらしい。
というのも、オメガバースそのものを今回初めて知った。

オメガバースとは、男女の性別とは別に「α(アルファ)」「β(ベータ)」「Ω(オメガ)」 という3つの性がある、という特殊な設定のことです。
Ginger Records feat.THE OMEGAVERSE PROJECT

男性同士での性交・結婚・出産が普通に行われるという世界観
オメガバース (おめがばーす)とは【ピクシブ百科事典】

それぞれの関係性をちゃんと理解しないまま読んでしまったけど、楽しめた(◍′◡‵◍)

同性間でも出産が出来るって、同性愛者からしたらきっと夢のような世界だよね。
本当にそんなことが出来るようになれば、世界もまた良い方向に変わるのかな。わかんないけど(笑)

幼い頃の忘れられない恋愛があるっていう設定も、王道で好きでした(^q^)


町麻衣『アヤメくんののんびり肉食日誌』①-③

「おっぱい触らせてください」待て待て待て、口説くってそういうコトじゃないぞ!
恐竜オタクの超マイペース研究室ラブコメディ!!
舞台は某大学・生物学科の研究室。今年の新一年生・菖蒲瞬(あやめしゅん)は風変わりな男の子。考古学者の息子で英国帰り。恐竜オタクで、好奇心旺盛。優秀な研究者になること間違いなし!
……と思いきや、先輩女史・椿(つばき)の裸を見てからは彼女に興味津々。デートのお誘いもキスの仕方もとぼけた調子のくせに、やたら押せ押せで…!?
描き下ろしマンガも収録して、第1巻登場!

発売した頃から実は本屋さんで見かけて気になってた作品。
あらすじとかは知らなかったけど(^ω^三^ω^)

これ実写映画化したんだ…!? その発想はなかった(^ω^三^ω^)(^ω^三^ω^)


尾田栄一郎『ONE PIECE』㊶-㊸

20年前――西の海「オハラ」の地で、妖怪と恐れられ、悲しき人生を送る一人の少女がいた。彼女の名はニコ・ロビン…。彼女を絶望の淵へと追いやった衝撃の過去とは!?
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

ロビンのオハラでの子供時代の話。泣けるね…( ˃ ⌑ ˂ഃ )

ワンピースって、泣かされるって分かってんのにまんまと泣いちゃうよね、、悔しいかな(笑)


華夜『絶対恋愛プログラム』①

「字、たまに絵も(目とかデフォルメした時の手とか)、有菜っちに超似てる…! 」
「作者の名前やキャラクターのネーミングセンスも有菜っちの影響を強く感じる…!」と思ってたら
おまけ漫画で藍ちょん(水瀬藍氏)のアシスタントだったことがわかり、「うわああまじで繋がってた」と思ったのだけど、
どうしても気になって読後に wikipediaを検索したら、種村有菜先生のアシスタントでもあったらしい。

『Sho-Comi』でのデビュー前は、『りぼん』(集英社)漫画家、種村有菜のアシスタントを経て、同じく種村のアシスタントだった『Sho-Comi』漫画家、水瀬藍の元でアシスタントを経験している。
華夜 - Wikipedia

有菜先生の影響力ってすごいんだな…と改めて感じた。

内容はどれも展開が早めだったかな。気持ち先行型な感じがする。
でも少女マンガって、大体こんなノリで、こんなテンポなんだったような気もしないでもないが……
ここ最近、いわゆる「少女マンガ」って読んでなかったからなあ(^ω^三^ω^)


モリコロス『のぼさんとカノジョ?』③-⑧(完)

大学2年生の僧職系男子・野保康久の同棲相手は、姿の見えない……幽霊カノジョ??
ゆったりマイペースな「のぼさん」と「カノジョ?」そして彼らを取り巻く曲者たち……
注目の次世代ラブコメ★

寺の息子が主人公の漫画。
最初、「僧職系男子」ってなんだよと思ったけど、ちょいちょい挟まれる浄土真宗ネタがツボだったꉂ (˃̶᷄‧̫ॢ ˂̶᷅๑ )

浄土真宗では幽霊はいない、とか言ってるくせに、思いっきりユーレイネタなところが謎すぎ\(^o^)/

ギャグもちょうどいいし、流れも構図も素敵で、漫画としてすっごく面白かった!!
最初はちょっとホラーなのかな?と恐る恐る読み始めたけど、バランスの良い、素晴らしいラブコメでした(^ω^三^ω^)

この作者の別の作品も是非読んでみたい(^ω^三^ω^)


麻生周一『斉木楠雄のΨ難』①

彼の名前は斉木楠雄、超能力者である。
誰もが羨む才能も、本人にとっては災難を呼ぶ不幸の元凶。故に人前では力を封印、目立たず人と関わらずを心掛けてきた斉木だったが、何故かワケあり同級生が急接近!?

最近何故かやたらSNSで山﨑賢人くん主演の映画関連の映像がオススメとして流れてくるので、今更初めて読んでみた。

思いきり振り切れたギャグ漫画で面白かったけど、透視とかも結構な頻度で出てきて、これどうやって実写化したんだ!?と不安しかよぎらなかった(^ω^三^ω^)
福田雄一監督なら面白く仕上げてくれてるんだろうけど…そのうち映画も見てみよう。楽しみがひとつ増えた。


はま(漫画)、相沢沙呼(原作)『現代魔女の就職事情』①

とある街にやってきた玉城禰子15歳。彼女の正体は、なんと魔女だったのです! 
修業のため、禰子は見知らぬ街での仕事探しに大奮闘。そのお困りごと、魔女の玉城禰子にお任せください!

絵がすごく可愛い。好き。

展開の速さもちょうど良く、話も適度なリアルさがあって良い。
魔女が突然街に現れた時も、周りの人たちが「この人やばい」的なちょっと引き気味のリアクションだったり、お腹が空いてもレンジやコンロ、冷蔵庫がないと保存も保温も出来なくて途方にくれたり、そんな中にも手を差し伸べてくれる優しい人がいたり。

メッセージ性があって、若干説教くさいと思うときもぶっちゃけちょっとあったけど、でも良い話。
面白くてするする読めるな…と思ったら、原作者と漫画担当と分かれてるのね。

魔女が独り立ちするための修行、というとやっぱり根底にはジブリの名作『魔女の宅急便』の存在があって、
でもこの作品は夢や希望に溢れてるわけじゃなく、特に将来どうしたいという具体的な夢も目標もない。現代的。
将来特にやりたいこともないんだよな、という若者にオススメ。

この漫画家さんのオリジナルも読んでみたいな〜と思った(^q^)

四ツ原フリコ『セックスしたい、したくない』①

恋愛感情があるか、性欲があるか、童貞か処女か、それってそんなに大切か?
大学の奴らはみんなそんなことばっかり。ウンザリだ。ずっと一人でいい。そう思っていたのに……あのビッチのせいで――…!!
恋愛感情ゼロ男とセックス依存女の凸凹青春譚☆

無料だったから読んでみたけど、意外と面白かった。

アセクシュアルの男の子が酔っ払ってぶっ倒れてたら、千人食いの女に食べられちゃう話。
これでほだされて好きになっちゃったりしちゃうんだろうけど、主人公にはこのままアセクを貫いていてほしい、と思ってしまった(笑)

神寺千寿『弟の顔して笑うのは、もうやめる』①

「おはよう 早く死んでね お姫様」
今日もまた差出人不明の嫌がらせメールで美羽ちゃんの朝は始まる。おそらく西条先輩の痛いファンからだろう。
西条先輩は高校生にして人気小説家。美羽ちゃんと西条先輩は、美羽ちゃんの弟の蒼介の紹介で付き合い始めた。だけど蒼介は西条先輩に美羽ちゃんを紹介した事を後悔しているみたい。
美羽ちゃんたち家族がウチの隣に引越してきた三歳の時からずっと蒼介ひとすじの私には正直美羽ちゃんの存在は邪魔で、彼氏が出来たって聞いた時はホッとした。これで蒼介を自分だけの物に出来ると思ったから。なのに蒼介は相変わらずで、何度身体を重ねても私の名前は呼んでくれない。蒼介はいつも、誰の事を見てるの…。

4巻が紙書籍で販売になったので、何度目かの再読。
やっぱ好きだなー。

義理の姉弟間のこの何とも言えない関係… 家族を壊したくない姉と、姉を好きな自分の気持ちを優先したい弟の、
もしかしたらお互いは同じ気持ちかもしれないのに、大切にしたいものが違うが故に上手くいかない感じが好きなんだよなあ。泣ける。

蒼介には"男"を感じる。
だらしなく性や快楽に流されていってしまうところも、色気も、何も言わずに背を向けて先を歩いて行ってしまう感じも。

4巻早く読みたいのでKindle化を楽しみに待っていますʕ•̫͡•ʔわくわく♡


蜂倉かずや『最遊記』①-⑨(完)

人間と妖怪が共存する平和な世界・桃源郷。しかし突如として、妖怪が人間を襲い始めた。その原因である、大妖怪・牛魔王の蘇生実験を阻止するべく、三蔵 は、悟空、悟浄、八戒と共に、天竺国を目指す。彼らの前に立ちはだかる様々な敵、そして襲いかかる過去の記憶…。この世界を狂わせている本当の原因は何なのか…。

まさかの全巻無料キャンペーンで(●⁰౪⁰●)

大学時代に知り合ったすごく好みの合う友人が好きな作品で、気にはなっていたのだけど、やっと読めた!
最遊記シリーズってすごく長くて、この『最遊記』の後に『最遊記RELOAD』、『最遊記RELOAD BLAST』、『最遊記外伝』、『最遊記異聞』と続くみたい(゚∀゚)

面白かったので余裕があったら読んでいきたい(゚∀゚)!
私は孫悟空が好きだな(^ω^三^ω^)


田亀源五郎『弟の夫』②

ゲイアートの巨匠・田亀源五郎、初の一般誌連載作品。
弥一と娘の夏菜、そして弥一の双子の弟の夫、カナダ人のマイクの物語。マイクとの暮らしのなかで、弥一は同性婚をした亡き弟・涼二への想いを深めてゆく。
あったかくて、時には切ないファミリーストーリー。「月刊アクション」にて連載。

娘の友達のお兄さん(中学生)がゲイであることを誰にも打ち明けられずに一人で悩んで悩んで、マイクのことを聞きつけて尋ねてくる。なんかいじらしいなあ。

漫画の合間に挟まれるエッセイでの、“カミングアウト”という言葉の話も良かった。


米代恭『おとこのことおんなのこ』

性に悩む二人の青年の葛藤と成長を、みずみずしく描いた単行本デビュー作。
女装してクラブで働く淵野辺壮と、ピザ配達のバイトをしている菊名修次。ある夜偶然出逢った二人には、それぞれ秘密があった――。
※Webマガジン「ぽこぽこ」連載時、反響を呼んだ『ふぞろいの空の下』を改題。

再読。

そういえば志村貴子さんの『青い花』も最後まで読んでないなあ、とふいに思い出した。

この作品を読んでると、どうしてもFtMの友人のことを思い出してしまう。
私がどんな彼を好きでも、それは違ったんだよなきっと。ユキちゃんと同じ。
男でありたくて違和を感じてるのに、女の子のあなたも素敵だよって言われてもねって感じよね。

やっぱり人間って、「なりたい自分像」や「こうでありたい」という思いがある場合、
それと違うことを言われたら的外れと感じたり、この人は違うところを見てるなって思っちゃったり、色々あるよなあ。

一色まこと『ピアノの森』④

阿字野の指導のもと、ついに『小犬のワルツ』を弾けるようになった海(カイ)。しかし指導する取り引き条件として阿字野が出したのは、なんと“全日本学生ピアノコンクールへの出場”!!
一方、カイが阿字野の教え子としてコンクールに出場することを聞いた修平は、カイと阿字野、そして森のピアノの因縁めいた関係を知り、葛藤を乗り越えて全力でカイと勝負することを決心するのだった。そしてついに、コンクール当日を迎える……!!

友人が「ピアノの森を大人買いした!面白かった!」と言ってたのと、自分もアニメを見てるので、読んでみた。

久々に見たらこんな絵だったっけ?ってところもあったけど(笑)、概ねアニメと同じ展開だった(^ω^三^ω^)

しかし、コンクールの予選10日前に曲を始めたり、まだ申込みに間に合うとかは、普通はないよね。
だって音楽は時間が勝負だから。普通はもう申込み間に合わなくて、その時点でアウトよ(^ω^三^ω^)



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