Yufu Blog

ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・ピアノ講師の Yufu のブログです♪

3月 読了した漫画:22冊

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3月はそんなに読んでないかな(^ω^三^ω^)


[まとめ買い] 凪のお暇
ところで凪のお暇マンガ大賞2018で第3位に選ばれましたね。自分が大好きな漫画が選出されると嬉しいものですね。
嬉しすぎて作者のコナリミサトさんにメッセージ送信してしまった。笑


他にも、読みたいと思ってた我らコンタクティ第2位にランクインしてて、そちらも気になっているところです。


そんなこんなで、ずっと気になっていた過去のマンガ大賞作品ちーちゃんはちょっと足りないも、ようやく読みました。
早く読めばよかったって思うくらい、素晴らしかった。好きな作品がまた増えてしまいました。


和泉かねよし『女王の花』⑬

決戦を前に…ふたりの愛が試される!
すべてを自分から奪った宿敵・土妃との決戦がついてに始まる! 将としてすべてをなげうつと決心した亜姫だが、そんな彼女の悲壮な覚悟を不安に思う薄星…。
どこまでも、いつまでも一緒に、と誓い合ったふたりの運命もまた、大きく動き出す。
物語はいよいよ佳境へ…恋と絆が試される衝撃巻!

兵に弱いところを見せないようにする、王族の”強くあろうという姿勢”にぐっときた…。
すべて良い感じに行ってると思ってたのに、ちょっとしたミスで、戦況ががらっと変わってしまうので大変。読者としてはそれが面白いのだけれど。

薄星と上手くいってほしいなあ。


阿部共実『ちーちゃんはちょっと足りない』

あれも欲しい、これも欲しい…。いつも何か物足りない気がする中2女子、ちーちゃんとナツ。少し不満で平凡な毎日は、ある事件をきっかけに揺らぎ始めて?

『このマンガがすごい!』2015年オンナ編・第1位。
これは本当に素晴らしかった…!今後も何回も読み返すと思う。
久々に一巻完結でこんなに素晴らしい作品に出会った気がする。

前半は日常漫画で笑いながら読めてたのに、後半はナツ主体の自己嫌悪に一気に持っていかれる。

タイトル通り、ちーちゃんはちょっと足りないんだけど、でもその足りないちーちゃんの周りにいる人は皆あったかい。
ちーちゃんも一生懸命、自分に正直に生きてる。
そういう人たちを見てると、余計自分の弱い部分や汚い部分が見えてきちゃうんだよね。ナツ…ううっ(´;ω:`)

あんまり書くとネタバレになっちゃうからここら辺でやめておくけど、とにかく読んでほしい。


瀧波ユカリ『モトカレマニア』①

難波ユリカ・27歳。
22歳のときに別れた元カレ・マコチの存在を引きずり、彼の名前を検索したり、心の中で会話したりと、順調にマコチを神と崇めつつ、元カレのマニアとしての日々を過ごしていた。ところが心機一転、新たに働くことになった不動産店には、愉快なメンバーとあの人がいて…!?
元カレの存在が気にかかる全女子必見!!崇拝と恋愛の間で揺れ動く、爆笑必至のノンストップ・ラブコメディ!

これ好き!(^ω^三^ω^)

元カレとの元サヤを望んでたんだけど、いざ会ってみるとイメージと現実の彼が違ったりして、そういうのなんかわかる。
彼女の場合は極端だけど、こういうことって友達とかでもあると思う。久しぶりに会ってみると「あれ?」ってなったり。自分のそのときの状態も関係するのだろうけれど。



ひのもとめぐる, あおい『隣の家の悪魔』①-②

悪魔の命令は“絶対”、反抗は決して許されない―「減るもんじゃないしイイだろ?」何かを企む不信な笑顔、俺様すぎる態度etc…隣の家に住む幼なじみの栄太に生まれた時から振り回されてきた葉純。栄太=悪魔から受け続けてきた奴隷のような扱いに幼なじみの恋愛なんて漫画の中だけ。私には絶対にありえない!って思っていた。あの時までは……

無料だったので読んでみたけど、扱いがなかなかに乱暴…。あと、展開がちょっと急すぎかな。
子供のときから嫌がらせしてくる幼なじみが周りから見たら実はイケメン*1…など、キャラクター設定やあらすじは王道で好きだし、面白くなる要素はあるんだけど、いきなり殴ったりするところが、ちょっと横暴すぎる。



伊吹楓『カラダで感じる嘘の恋』①

「こいつと×××なんて、絶対ムリ!」――高校生の静流と爽太は、小さい頃から続く異常な「クサレ縁」に悩まされ中。
家が隣り、教室の席も隣り…あまりの偶然にお互いイラつき、毎日ケンカばかり。
そんなある日、二人の前に突然、男女の幽霊が現れる! 彼らは静流たちの前世の姿で、想い合いながらも一つになれず生涯を終えたという。
クサレ縁はすべて、この想い合う幽霊たちのしわざ! 呪縛を解く方法は…「二人が一つになること」…ってエェェーー!?
ドタバタ学園ラブ、第1巻!

読んでたの忘れてたので再読。
なんかこれって思いっきり下ネタの話だったのね…。
タイトルからそうだったのに、たぶん初読のときちゃんと理解してなかった(^ω^三^ω^)笑



石田拓実『カカフカカ』②-⑥

初めて相手でもある元彼とまさかのシェアハウスでの再会。そして、ふとしたはずみで「たたない」彼と不可思議なヒミツを共有することに…!? イマとカコ、ココロとカラダ、いろんなものが交錯するやっかいな大人のももいろラブストーリー!

第6巻が発売されて話題になってたので、シリーズで読んでみました。

これこそ下ネタなんだけど、好き。
第1巻をだいぶ前に読んだときに「好きかも」って思ってたけど、やっぱり好きだった。
また新刊が楽しみになる漫画が増えてしまったじゃないか。

特に3巻と6巻で泣いた……! 全然泣くような話じゃないんだけど、泣いてしまった。感情の描写が上手だと思う。
どのキャラクターの気持ちも分かる気がして、読みながら「うわあああ」ってなる。

長谷さんなんて、最初全然好きじゃなかったのに、今はまんまと長谷さんを応援してる。
でも、やっぱり主人公の寺田さんから見てるときの方が多いから、寺田さんの恋が成就してくれると嬉しいなあ。

あと、あかりさんのアドバイスが好き。ぐだぐだ悩んでるときにスパッと断言してくれるシンプルさと潔さが良い。



永椎晃平『星野、目をつぶって。』①-③

俺は、彼女に、メイクをすることになった──。小早川はクラスの日陰者。休み時間は寝たフリ…。クラスメイトには名前も憶えられてない…。だが、ある夕暮れ、小早川はクラスの人気者・星野海咲の誰も知らない素顔を知ってしまう!そして、その日その時こそ、小早川の、星野の秘密を守る波乱の日々の幕開けだった!
秘密を抱えた少女×退屈に生きる少年──二人が紡ぐ“日常革命系ボーイ・ミーツ・ガール”!!

メイクものって今までもあったけど、そうきたか!って感じ。
顔が寄ってしまうってどんなメイクなの(^ω^三^ω^)笑えて面白かった。



最富キョウスケ『QQスイーパー』①-③(完)

天才的な掃除のプロ・堀北玖太郎。校舎内の彼の大切にしている部屋にある日突然現れた少女・文。彼女は身寄がなく、玉の輿を夢見る、ちょっと不思議な転校生で…!?
ちょっと見取っつきにくいが凄腕・掃除屋男子と“ワケあり”少女のラブファンタジー始動です!!

最富キョウスケさんの漫画ほんとに好き(^ω^三^ω^)

前作電撃デイジーの黒崎さんもヒロインの高校の清掃員だったし、作者は掃除が好きな方なのかな。
お掃除豆知識も地味に増える。笑


最富キョウスケ『クイーンズ・クオリティ』①-④

人の闇に入り込む新感覚ラブファンタジー!

人の心の中にある穢れを払う“ココロの掃除屋”を家業としている堀北家。
その能力を見込まれ、堀北家に住み込みで家業のお手伝いをすることになった文(ふみ)だけど、人々に絶大な力を及ぼす『女王(クイーン)』の力が覚醒し始めていることが発覚して…!?

一方、コミュ力底辺ながらも“掃除屋”の腕はある玖太郎。
文の力を止められるかもしれない特別な存在の彼に、「絶対に離れない」と宣言されて不覚にもトキメいてしまった文だけど!?

QQスイーパーからの続き。

マインドコントロールとか、「悪意」というものの認識など、だんだん哲学的になってきたなぁ。
隠の王』といい『テガミバチ』といい、無意識下で大きな力に飲みこまれそうになる話やあたたかい人たちがたくさん出てくる話が好きなのかもしれない。笑


ヨネダコウ『それでも、やさしい恋をする』

出口晴海が好きになったのは、小野田良。
三歳年下のストレート。気がつくと、好きになっていた。
友達でいい。そう思っていたのに、どんどん好きになっていった。
素直になれなくて、不安になって、ささいなことに幸せを感じて、言えない言葉がたくさんたまっていって・・・
誰かを好きになる切なさと幸せがここに。
どうしても触れたくない」から6年。待望のスピンオフ登場!!

BL作品。

デビュー作のどうしても触れたくないが好きすぎて、この漫画も買ってたのにずっと積んだままだった。

素晴らしかった…!!!

早朝から目が覚めて、なんとなく読み始めたけど、泣いた…! 感情の描写が上手すぎる。
恋愛してたときのつらかった気持ちが一瞬で蘇った。素晴らしい。

BL読まない人も多いだろうけど、ヨネダコウさんの漫画は、漫画として本当に完成度が高く素晴らしいので、是非一度読んでほしいです。



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*1:ちはやふる』の太一とか、『電撃デイジー』の黒崎とか、まんまこのパターンだと思う。好きな子の前で素直になれない小学生男子ポジション