Yufu Blog

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ピアニスト、伴奏者、ピアノ講師をしています。 桐朋→ Manhattan School of Music(NY)卒業

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ピアニスト・伴奏者・ピアノ講師の芦谷ゆふのブログです♪

溺れるナイフ

先日、チラッと書いたのですが、先月から漫画を爆買いしてしまっています。

 

最近も、ジョージ朝倉先生の『溺れるナイフ』全17巻を大人買いしてしまった。溺れるナイフ コミック 1-17巻セット (講談社コミックスフレンド B)

Kindle期間限定無料で3巻まで読んだことがあったのですが、心を抉られててずっと気になっていた作品なんですよね。映画化で話題にもなってるし。

ジョージ朝倉ファンの友達が映画を観に行って色々言っていたので、私も映画観たい…菅田くんのコウちゃんを一人でスクリーンで観たい…でも、その前にやっぱ原作だよな…と。 

 

大人買いとかするの初めてなのですが、大人になったのだな…と思いますね。ただ歳を取っただけなんだけれども。「大人」とか「子供」とか、なんて曖昧な言葉なんだろう。

子供のころは連載から追いかけて、単行本化するのを待ち望んで、少ないお小遣いで何を買うか考えて、従姉や友達と協力して集めて貸し借りして…などとやっていましたが、今や欲しい物を大人買いしてしまう年代になってしまっているんですよね。

電子書籍で買ったのですが、購入ボタンを押す度に、なんだかガッカリしてる。じゃあ買うなよって話なんだけど、「大人買い」程つまらないものってないですよね。なんか空しい。大人って、思ってたより、大分つまらないもんなんだな。子供のときのワクワク感を忘れたくないわ。「子供のときのワクワク感」とか言ってる時点で心が老いぼれてるけど。

 

あ、ちなみに『ダ・ヴィンチ 2016年12月号』でも、第1話が完全収録されてました。すごいですよね。これ見つけたとき、一人でテンション上がりました。既に漫画買ったのに、ここでも読んでしまった(笑)

ダ・ヴィンチ 2016年12月号

KADOKAWA (2016-11-05)

大事に大事に読んでるので、まだ6巻までの読了なのですが、もうコウちゃんがすごい。映画では、菅田くんが演じてる少年です。

あらすじもご紹介しておきます。

 

どうすればいいのかわからないけど、欲しいのはこの子だけだ――。小6の夏芽(なつめ)が越してきたのは、東京とあまりに違う田舎の町。そこで出会った一人の少年に、夏芽は自分の中の「何か」が、大きくうねるのを感じていた……。せめぎあい、追い上げ、追い込んでいく、破裂寸前の10代のこころを描いたジョージ朝倉の傑作長編!

 

田舎特有の独特の世界の中で皆生きているんですけど、そこの王様のような存在の「コウちゃん」。山も海も、全部彼のもの。やりたい放題の小学生なんだけど、妙な色気があって、「神さん」みたいで。作中では「炎」と表現されているけど、私は、コウちゃんの中には「光」のようなものを感じてしまう。見る人を一瞬で引きつけてしまうような。すべてを持っていて、暴れ回りながら、どこか独りな感じで、つまらなそう。こんな圧倒的な存在感の妖しげな男の子、近くにいたら絶対惹かれてしまうだろうと思う。私なら畏れて近寄れないけど、距離を保ちながらも目が離せないと思う。もうこれは読んでもらわないとわからないわ。申し訳ないけど、言葉で表現できないです。

好きになればなるほど、「もっとおもろい奴かと思った」と言われたり、このもどかしい感じがすごく良い。なんていうか、年月とか、関係性で、ひとって変化してしまうものだと思うけれど、そうじゃなくて、「コウちゃん」は「コウちゃん」という一個の存在として独立した魅力があるんですよね。周囲とは上手くやってるように見えるんだけど、決して溶け合ってるわけじゃないというか。変わらない独特の個性。色。すごいわあ。コウちゃんのそういうところ、すごく好き。私も、周りに惑わされない独立した存在でいたい。

 

読みながら、確かに菅田くんに似合ってる役かもしれないなぁと思いました。彼がどんな風に演じて、どんな作品になっているかは知らないけれど、もしコウちゃんが3次元に現れたら、私は大変なことになりそう。動揺を隠しきれないと思う。作品としてはどうあれ、菅田くんは全力でコウちゃん演ってくれてるとは信じてるけれど、そういう意味で、映画を観るのはちょっと怖くなりました。良い意味でも、悪い意味でも。笑

菅田くん大好きだけど、これを読んじゃったら、コウちゃんへの畏敬の念の方がすごいわ。私の中で大分コウちゃんの存在感が大きいわ。菅田くんどうこうじゃなくて漫画事態のレベルが高すぎる。コウちゃん>>>>>>>菅田将暉だわ。笑笑

それでも、私の中の菅田くんへのリスペクトの想いはとても強いので、コウちゃんがどれだけすごいキャラクターであるかは察してください。いやー、こんなキャラクターを生み出して、そして描きあげるジョージ朝倉先生って本当すごいな。本当に尊敬する。読みながらすごく心が揺さぶられます。ジョージ朝倉先生の漫画がすごすぎて、映画観るの怖くなっちゃったってどうなのよ。もうこれ漫画だけで十分だね。漫画が素晴らしすぎる。まあ、映画もきっと観るんだけど。

私は、菅田くんが冷たい目線でこっち見ながら、スーって通り過ぎていくシーンが好き。本当はTVで流れてる30秒くらいの短いCMの方が好きなんだけど動画が見つからない…

 

読んだばかりの第6巻で、主人公の夏芽とコウちゃんが自転車で走るシーンがあるのですが、台詞もない絵だけで、魅せられて、圧倒された。目線とかもすごいの…!ジョージ朝倉先生ほんとすごい。信者になっちゃいそう。笑

そして、ここから派生して菅田くんのことを話し出すと長くなるので、省略しますけれどね。もう私、最近気付いたら菅田くんの動画見てるので。我ながら気持ち悪い。

菅田くんのことは話さないとか言ったそばからだけど、ひとつだけ言いたい。これなに。小澤征爾さんの隣りに写ってますやん。謙さんもいらっしゃる。これなに。なんかわからんけど妙な悔しさがある。もうこれ何なん。心から羨ましい(^ω^三^ω^)

GQ JAPAN 2017年 01月号 [雑誌]

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映画を観て、原作を読んでないひともたくさんいらっしゃると思うので、是非読んでみてください…! 私はこれから続きを読めるのが幸せすぎます。

こんな作品が読めるって、本当幸せだわ。いいな。私も誰かに非日常の世界を見せられる人になりたいな

つくづく、私は「好きなものが好き」だなあと思います。好きなものやひとによって、自分が創られてる。

昨日も「荻窪音楽祭のピアノ、評判良かったよ」って言ってもらえたので頑張ります。すごい人が世の中にたくさんいすぎて、悔しい。私も面白くなりたい

 

溺れるナイフ(1) (別冊フレンドコミックス)
講談社 (2012-10-17)
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